月日の経つのは…
今日から九月!
でも、月日の経つのは…なんてもう言わないようにしよう。
前を向いて生きよう、とこの瞬間は思っています。
先日、日立の研究所時代の先輩の家に行き、彼が出版を計画している著書に私の昔の業績を入れる件について打ち合わせをしてきました。
現在の世界のスーパーコンはどれもたくさんのプロセッサを並列に動かす「超並列型」ですが、昔は特殊な超高速プロセッサを使った「ベクトル型」でした。逆転したのは、世界初の超並列型スーパーコンである日立の製品が1996年にスピードランキング世界一を達成して以来のことです。
そして、この超並列型の研究を日立で始めたのが他ならぬ私であり、その意味では私は「超並列型スーパーコンの父」なのですが、実はIBM産業スパイ事件の余波を受けて私は途中で外されてしまい、製品が完成した時には別の仕事をしていました(だから父ではない)。
そんな苦い記憶を伴うこのプロジェクトについて、今頃蒸し返されてもなぁ…と思うのですが、上野の国立博物館に技術遺産として収蔵展示されている以上、触れないわけにはいかないのでしょう。
当時のポートレートを求められ、昔のアルバムをひっ繰り返してようやく見つけたのがこの二枚。
現在の自分とならべてみると、月日の経つのは…ってやっぱり思ってしまいます。

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