『激走！シルクロード（前・後編）』

１．国連の事務総長によると、地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代に入ったそうですが、まさにそんな感じの毎日が続いています。目の前の雑木林が水不足と高温続きで枯れ始めました。小鳥たちもこれでは生きていけないのではないかと心配でなりません。

２．今日は土用の丑ということで、夕食はうなぎちらしでした。二人前平らげて呆れられました。

でも、お陰様で少し元気が戻ってきたようです。

３．録画しておいた長編番組を２本片づけました（計四時間）。

『激走！　シルクロード（前・後編）』というタイトルで、トルコのイスタンブールから中国の西安まで104日間かけてトラックで旅をするという内容です。

イギリスの会社が軍用のトラックを改造して、世界中から集めたお客を運ぶというもので、日本からもハナエさんという若い女性（23）が一人で参加していましたが、英語ペラペラで感心しました。

トラックの窓はどんなに暑かろうが寒かろうが全開で、食事は持ち回りで食材の調達から調理を自分たちで行い、宿泊はトラックの周りにテントを張ってそこで寝るという、かなりワイルドな旅ですが、104日も共同生活をしているとまるで兄弟姉妹のような関係になり、いい雰囲気でツアーは終わりました。

なかなか見られない中央アジアの世界に触れ、物質的ではない意味の豊かさを感じることができ、とても良かったです。

しかし、この旅が行われたのは2012年。まだ中国が習近平時代に入る前です。あの頃はウイグル自治区も西安もこんなに落ち着いて、自由な雰囲気だったのかと思いました。

また、ロシアもプーチン現政権がスタートしたばかりで、今だったらこんなツアーはとても実現しなかっただろうと思うと、感慨深いものがあります。