稲田弘さんの食事
以前にもご紹介したことのある世界最高齢のトライアスリート稲田弘さんは、今年、御年88歳だそうですが、あれからもハワイで開かれるアイアンマンレースに出場を続け、2016年(84歳)、2018年(86歳)にも年代別世界王者タイトルを獲得。80代で3回の優勝という快挙を成し遂げました。
超がいくつもつく超人です。
もちろんギネス認定の最高齢完走記録保持者です。
彼は難病の奥様が亡くなられてから、心にぽっかり空いた穴を埋めるために70歳でトライアスロンを始めたそうですが、もちろん食事は自炊です。
どんなものを食べているのか、高齢で、しかもトレーニングに明け暮れている毎日だから、栄養を考えた献立を考え、食材を調達し、調理し、食べ、後片付けをするといった全てを毎日自分一人でやるのは大変だろうなあと思っていました。
最近、ネットを見ていたら、稲田さんの食事が紹介されていました。
朝食がこちら。
- 14種類の野菜のスープに鶏ムネ肉などを入れたもの
- ライ麦パンにブルーベリーのジャム
- リンゴとバナナ
- 牛乳
夕食はこちらです。
- メザシ
- 納豆キムチ
- 具沢山のみそ汁
- ゆで卵
- 御新香と梅干し
- 玄米ご飯
トレーニングに時間を割くため、メニューは毎日固定だそうです。
うーん、固定なんだと感心しました。
このようなおいしくて、栄養価が高く、毎日食べても飽きないメニューをよく考えたものです。
そんな稲田さんも、さすがに体力の衰えを感じているようですが、しかし、充実した毎日を送っていることには変わりありません。神様が彼のこれまでの努力を祝福してくれているようです。
最近は1日1日で体力も筋肉も落ちてくるのがわかります。これは人間の宿命です。それをいかに食い止めるか。それが日常生活の中で自分に課しているテーマです。そういう意味では、今はもっと体が楽にできる方法を追求するとき。そういう時間を与えてくれたコロナにむしろ感謝しています。
練習がとにかく楽しいです。毎日いろんなことを試して、今まで使わなかった筋肉を意識して使ってみる。そうすることでものすごい効果を感じることがある。昨日より今日がいいなと、毎日が発見です。それが本当に嬉しくて、『俺は今生きてるー!』って叫ぶときもあるんですよ(笑)。この年になってもできるということが嬉しくてたまらない。
今日は整形外科に行き、歩いて帰りました。
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