腰痛もちは長生きするのが難しい

「腰痛もちは長生きするのが難しい」というタイトルの記事がありました。
70歳以上のデンマーク人の双子4,390人を対象とした研究で得られた結論で(遺伝的影響を排除するために双子とした)、多くの人が『腰痛なんて、生死に関わる疾患ではない』と軽んじているが、それは間違いだと警鐘を鳴らしているそうです。

その理屈は簡単で、痛みと機能障害が次々と雪だるま式に問題を誘発するからです。
例えば、痛いから体を動かさなくなり、その結果運動不足になり、気分が落ち込み、睡眠の質が低下し、筋肉が落ちて体が弱り・・・という具合で、気がついたら半病人になっている、というわけです。
これは実感としてとてもよく理解できます。
私が日々体験していることだからです。

先日、薬局のおばさんにも聞いてみました。
薬局「腰のお加減はいかがですか」
私「ダメダメ、腰痛持ちは長生きしないそうですね」
薬局「ええ、どうしても体を動かさなくなりますからね」
・・・やっぱりそうなんだ(泣)。 

これを避ける方法はただ一つ、痛みに耐えて運動を続けることです。

私の場合、以前にも書いたように、すべり症が原因の腰の筋疲労に負けて寝てばかりいた結果、体力が驚くほど低下し、メンタルもかなりやられています。
そして、最近はそもそも運動をする気持ちになれないことが多く、「わかっているけどできない」病にかかってしまいました。
どうしたものか、と悩んでいますが、こうしている間にも体力はどんどん削られていきます。

そんな時、たまたま世界一の高齢トライアスリートとして有名な稲田弘さんの日常を撮った動画を見る機会がありました。
現在93歳の稲田さんは、奥さんに先立たれて一人暮らしですが、毎朝一時間半かけて自分で栄養たっぷりの食事を作り、それを食べ終わるとすぐにトレーニングに出かけます。
そのあり様は、はっきり言って私などよりずっとずっとずっと元気です。
なぜこんなに違うのだろうと思いながら見ていたら、彼がこんなことを言ってました。

「歳をとってどんどん衰えてきているから、毎日が戦いだ」
「トレーニングは絶対休んではだめ。休んだらすぐに衰えてしまう」
「自分には休日というものは、ない」

あの稲田さんでも日々衰えを感じ、それと戦っているんだという発見は、勇気付けられるものでした。(お前はまだ80歳にもなっていないのに、戦いもせず気持ちが先に負けているじゃないか!)
そして、絶対休むなというアドバイスを彼からいただいたのです。

休んだらダメという考えは、トランス・ジャパンアルプス・レースの選手たちもよく言っています。
レジェンド望月省吾選手は、限界近くなり休もうとしている選手に「停まるな、一度停まると二度と走れなくなるが、動き続けていれば何とか前に進める」と言って励ましていました。
何か共通するものを感じます。

私がこれ以上の衰えに見舞われないためには、痛かろうが辛かろうが今ここで踏ん張って「動き続ける」しかない・・・と覚悟しました。

ただ、今の状態だと、そもそも動き出す意欲が常に湧いてくるわけではありません。
いくら頭で思っても体は一ミリも動かせない時があります(例えば起床直後など)。
流行り言葉で言うと「モームリ」(笑)。
そこで、まずは少しでも前向きな気持ちになれるよう、コンディション調整に励むことから始めることにしました。
例の
  • 睡眠が十分足りている
  • 腸の状態が快調(快便、ガスの状態)
  • リズムが狂っていない
状態に持っていき、そのタイミングで「毎日欠かさず運動する」ことをスタートしようと考えました。

睡眠時間は意識して少し早めに寝ることで確保できます。
腸活は蓬龍宝で良い状態に持っていくようにしました。
リズムはお猫様次第ですが(笑)。

その日はすぐにやってきました。
敗退はしましたが、久しぶりに国府津に里山歩きに出かけ、気分が晴れたのを実感し、翌日は少し辛かったけれど頑張って徒歩でコーヒー豆を買いに行ってきました。
以来、1日も欠かさず歩くか筋トレをしています。
体調には波がありますが、絶対休むなと言う稲田さんのアドバイスを忠実に守っています。
腰の痛みはあり、最近はまた坐骨神経痛が出てきましたが、これは我慢できるレベルのものなので、「痛みはデフォルト」と唱えて乗り切っています。
まだ10日目ですから偉そうなことは言えませんが、続いていることは確かです。
はっきり改善されたのを実感したら、またレポートします。

・・・昨日ここまで書いたのですが、今朝猫たちに4度波状攻撃で起こされ、リズムが狂って早くも挫折しました。情けなや…(笑)

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