研究所の同窓会
昔の職場(研究所)の部課長会の同窓会に出席してきました。
びっくりしたのは、非常に多くの方が途中で大学に移られていて、さながら大学教授養成機関と化していたことです。肩身が狭く感じました(笑)。
かつて、中央研究所の所長さん(零戦設計者の息子さん)と雑談していた時、うちでは研究者を三つに分け、一番できるやつは大学に出たりしないように良いポストをあてがって残し、次のグループは研究所に置いておくのは企業として無駄だから論文をたくさん書かせて大学に出し、残りは箸にも棒にもかからない連中だから事業部に出す、と言われたことがあります。研究所の経営哲学として拝聴しました。
なんとなくそれを思い出しながら、大学に出られた方々を眺めていました。
健康面では、参加できているという意味では皆さん一応お元気でしたが、それでも糖尿病や高血圧などの基礎疾患をお持ちの方も多く、中には歩くのが不自由な方や耳が聞こえなくなった方などもおられました。また、多くの方が姿勢が悪いという印象があり、やはり高齢者の集いなんだなあと改めて思いました。
帰路は自宅まで12キロ余りを歩くつもりでしたが、風が強く雨雲が接近しているという予報だったので電車とバスで帰りました。初めて高齢者割引でバスに乗りました。
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