家内の実家の片付け

家内の実家に行って、空家の片付けをしてきました。実家は山口県の周南市にあり、新幹線の徳山駅が最寄駅となります。
今はクリスマス前ということもあり、駅前通りは華やかなイルミネーションで飾られていました。


駅前通りのイルミネーション

その2

珍しいギフトボックスのイルミ

私は結婚してからこちらには何度か訪れたことがありますが、それも今は昔の話で、考えてみたらもうかなり長く無沙汰してきました。義母は、私らが訪問するより一人暮らしで自由な自分の方が東京に行くからと主張してきたためなのですが、その理由が今回行ってよくわかりました。
要するに片付けられなくてゴミ屋敷となっていたのです。
もちろん、テレビに出てくるような文字通りのゴミ溜め状態になっていたわけではありませんが、収納という収納にはぎっしり物が詰め込まれ、入りきれないものが空いている部屋に所狭しと押し込められていたのです。

家内も義母が要介護状態になるまでほとんど実家には戻っていませんでしたが、行くと言うと激しく抵抗されていたのだそうです(知らんかった)。
それがいよいよ自立しては暮らしていけなくなり、久しぶりに戻ってみたら相当ひどいことになっていたらしいのですが、自分一人で抱え込んで私にはあまり詳しく話してはくれませんでした。
それでも、写真で一部の様子を知らせてくれ、何か大変なことになっているらしいとは想像できました。

8月に義母が亡くなり、11月に遺品整理に行くことになりましたが、私は腰の状態が悪くてその時はキャンセルし、家内が一人で片付けに出かけました。
業者を入れて一部運び出してもらったのですが、一度ではとても片付かず、今回二度目の片付けに一緒に行ったわけです。

前回、家内がかなり片付けたと思っていたのですが、私の想像力をはるかに超えたゴミ屋敷状態で、正直???の連続でした。でも、色々考えながらやると心を病んでしまいそうになるので、ひたすら無心で作業しました。
最終日に、今回も業者にお願いして相当量を運び出してもらい、ようやく家の中には大きめの家具だけが残っている程度には整理できました。
ビフォー・アフターを一枚ずつお見せします。



家は近々解体し、更地にして売りに出すことにしていますが、すでに買い手はついているようです。
義母がなぜあそこまで物を溜め込んでしまったのか、推測はできますが、本当のところは謎です。
得られた教訓は一つ、まだ元気が残っているうちに我が家をできるだけ整理し、以後はシンプルに暮らすことを心がけるべし。

ご褒美にグリーン車をおごって帰りました。

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