アルツハイマー型認知症は伝染する
Newsweekに「アルツハイマー型認知症は腸内細菌を通じて伝染する」と言う記事が掲載されていました(2023年11月06日)。
アルツハイマー患者と健常人の糞便を若いラットの腸に移植したところ、アルツハイマー患者の方から移植を受けたラットにだけ認知症の兆候が現れたり海馬の神経細胞が成長しなくなったりすることが確認されたそうです。
やっぱり伝染するんだ。
私の以前の記事
で述べたように、パーキンソン病やアルツハイマー病は異常プリオンが病原体であり、これは伝染性がある物質なので理論的にはこれらの病気も伝染の可能性があると考えられますが、それが実際に実験で確認されたわけです。
また、アルツハイマー患者の腸内細菌叢を見ると、腸内の清掃や腸内壁の修復作業を担う細菌が大幅に減っていて、パーキンソン病の発症に関係があるとされる毒素を出す細菌が増加しているそうです。
このことから、やはりパーキンソン病とアルツハイマー病は同類の病気であり、原因は脳ではなく腸にあると言う見立ての信憑性がますます高くなってきました。
重度の便秘に見舞われたり、ひどい悪臭を放つガスが出るようになったら、即座に手を打たないと危険だと言うことです。
私のおすすめ:
- 手作り野菜ジュース
- 乳酸菌入り青汁
- 玄米食
- 腹式呼吸
- 腸のマッサージ
- 適度な運動
・・・ビオフェルミンなどもいいかもしれません。
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