バースデイ・ボーイ(笑)
78歳になりました。
施設に入っている96歳の義母からお祝いの電話をもらいました。
高齢化社会です(笑)。
2023年版の簡易生命表による男性の平均寿命は81.09歳だそうですから、あと三年あります。
また75歳の男性の平均余命は12.13歳ですから、それと同じとすると期待寿命は78+12.13=90.03歳となり、まだあと12年あります。
(女性も計算してみました:平均寿命=87.14歳、78歳の女性の期待寿命=93.74歳)
長寿社会です。
残る問題はいわゆる健康寿命の問題です。
"健康寿命=健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間"ですから、寿命からこれを引いたものが広い意味での「要介護」期間ということになります。
厚労省の発表では、(2019年において)この期間は男性8.73年、女性12.06年でした。ということは、私の健康寿命は統計的には81.3歳までとなり、つまり(私が平均的な人なら)三年足らずで人手を借りなくては普通に生きることができなくなる、ということです。
オーマイガッ!
女性の場合も、78歳まで生きた女性の期待寿命は93.74歳ですから、93.74-12.06=81.68歳以降の人生は人の手を借りて生きなくてはなりません。つまり、今78歳の男女とも81歳以降は生活が不自由になり始めるということです。
あくまで平均値での話ですが。
このところ、体力の衰えを強く感じ始め、以前はそれでも坂を登ってはいたのが、ここにきてそれが段々急になってついに壁になってしまい、途方に暮れているといった現状も、こういうコンテキストで見てみると当たり前なのかもしれませんね。
しかし、こういう数字を眺めていると、なんだか生きていくのがイヤになります。
夢もチボウもない感じ。
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