逝く者は斯くの如きか・・・
疲れが抜けず気分が乗らないので、先日の親族との会話を思い出したり、Googleマップで故郷の町を「散歩」したりして過ごしました。
しかし町はすっかり様変わりし、昔の記憶があまり役に立たないことに気づき、自分の記憶もこうして押し流され、そのうち消えていくんだなあと思いました。
孔子の詠んだ歌だそうです。
逝く者は斯くの如きか、昼夜を舎 かず
「逝く」という文字から亡くなった人のことを詠んだのかと最初思いましたが、解説を読むとどうもそうではなくて、ただ悠久の大河の流れに感動した歌(詩)だそうです。
でも、私はやっぱりただの自然描写ではなくて、感情的な内容が詰まった歌のように感じました。
(私の訳)
人が逝くというのは、この河の流れのように昼であると夜であるとを問わず、逝くときは逝くものなんだなあ。自然の摂理には逆らえないなあ。
今日は掃除機をかけました。
コメント
二度目の脳出血から肺炎を併発して突然この世を去りました。
頭脳明晰で持病もなくアクティブだったので実感が湧きません。
義弟が半年前に膵臓癌で亡くなったばかりで後を追うように去りました。
先日いただいたコメントの中で、お妹さんの様子についてお書きになっておられましたが、まだ当分は大丈夫と思っておりました。しかし再度の脳出血ということで、さぞ無念でいらっしゃったことでしょう。
先に逝かれたご主人様と再会され、今頃は四方山話に花が咲いていることと思います。