デジタルストーキング
先日、ある方から二分ほどの動画が送られてきました。
昔、家を新築している間住んでいた仮住まいを訪れた時の様子が撮られていて、多分助手席からスマホで撮影されたもののようでしたが、その映像を頼りに仮住まいの場所を突き止め、その地図を送ってここでしょうと言ったら、大変驚かれました。
私の知らない町ですが、遠くに見える山の形から走っている道路の見当をつけ、Googleマップのストリートビューで走ってみて特徴のある建物を見つけ、そこからは映像通りに移動して目的地に辿り着いたものです。
しかし、「すごい」と同時に「怖い」との評価もいただき、やり過ぎたなと後悔しています。
これではまるでデジタルストーキングです(笑)。
しかし、この遊びは頭のトレーニングとして有効で、なかなかやめられません。
今日は、イーストウインドと言う日本の代表的なアドベンチャーレースのチームが海外遠征に出かけたという記事を読み、その場所を特定しました。
レースはフェロー諸島というアイスランドとノルウェーの中間にあるデンマーク領の島で行われ、記事では「ソルバグールに到着」としか書かれていませんでしたが、調べてみるとそこは空港のある島とは別の島で、車で移動したものと思われました。
次に、彼らがどのホテルに投宿したか調べようとしましたが、小さな町ソルバグールのホテルをすべて調べても写真と一致しません。
そこでレースの公式サイトをチェックし、本部が置かれている場所を調べたら、空港の近くの町であることがわかり、その町にあるホテルをしらみつぶしに調べてようやく彼らの宿を突き止めることができました。
イーストウインドのホームページに掲載されている写真とストリートビューで見つけた写真を比較の意味で掲載します。でも、ここまでわかってしまうということは、考えてみると恐ろしい話です。
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