ヒューマニエンス:整理整頓

整理整頓についての様々な話題・視点を提供し論じる面白い番組でした。
その中で一つ、なるほどと思ったのは、脳の整理整頓が進化を促すという指摘でした。

脳のワーキングメモリーには一度に八つくらいのアイテムしか入れられないと言われています。
ところが個々の記憶を抽象化して「概念」にまとめると、多くのアイテムをワーキングメモリーに収容できるので、思考の能力が飛躍的に高まり、現在の人類にまで進化した・・・という説があるそうなのです。
部屋の中に乱雑に散らばっているアイテムを分類していくつかの袋に入れるようなもので、確かにこれは整理整頓です。
整理整頓の能力と知的進化の関係、ありそうですね。

ところで、このヒューマニエンスという番組のテーマ音楽が、私は気に入っています。
特にエンドロールのところで流れるロックみたいなやつ(アップル何とかと言っているように聞こえる)、あれがカッコ良すぎると思うので、今日は原曲を調べてみました。

Jay Hawkinsという「ショック・ロック」の歌手の有名な曲で、この人は骸骨を持って火炎を吹きながら歌ったりするそうです。(VooDooと関係ある?)
冒頭の歌詞はアップル何とかではなく
 I put a spell on You
だそうで、意味は「お前に魔法をかけてやる」というのらしいのですが、意味はわからなくてもかっこいいです。
NHKがこんなぶっ飛んだ曲を使うなんて、なかなかやりますね。


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