蜘蛛の巣は放置し完成直前のマンションを解体

完成直前のマンション解体というニュースがありました。
国立駅前の「富士見通り」というその名前通り富士山が見えるのが売りの通りに建設中のマンションが、富士山を隠すという理由から解体されることになったという記事です。

第一印象としては、この段階まで至ってようやく景観重視に舵を切るというのはいかがなものか、もったいないではないか、というものでした。
国立市や市議会は法律には違反していないとして建設を認めてきましたが、今回の突然の中止については、業者に「丁寧な説明」を求めると言っているそうです。

またお得意の「丁寧な説明」かい!
しかも建設ではなく解体することにに対して・・・。

しかし、それより驚いたのは問題の「景観」でした。
投稿された写真を見ると、富士山云々以前にこの通りの空が電線で蜘蛛の巣状に覆われていることに気づきました。
マンション建設前(左)と建設後(右)


完成寸前のマンションを解体する以前に、電柱を撤去する運動は起きなかったのか。
景観を云々するなら、真っ先に取り組まねばならない問題と思うのですが、住民の皆さんはどんな価値観をお持ちだったのかと疑問に感じました。

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