強烈な疲労感

このところ朝がどんどん遅くなっています。
目覚ましが鳴って、一度は目覚めるのですが、そこから二度寝をしてしまうのです。
その理由は「強烈な疲労感」。
とても起きていられないほどのだるさで、それも天気が悪くない時でもそうなってしまうので、これはやっぱりあの「加齢」にやられているのかなと思わざるを得ません。
他の原因が見当たらないのです。

父がある時から寝てばかりいるようになり、母がよく小言(怠け者)を言ってたことを思い出します。
あれは何歳の頃のことだったか、記憶があいまいでよくわかりませんが、それからしばらくして母もあまり動けなくなり、里帰りしても二人とも寝ていることが多くなりました。
食事を作る元気もなくなり、三人で近所の蕎麦屋に出かけたりすることが多くなりましたが、そのわずかな距離を歩くのも難儀な様子で、特に父の衰えが顕著でした。
杖をついてゆっくり歩くのが精一杯だったようです。
そしてとうとう寝たきりになってしまいました。

その様子を見ていて、歳を取っても体を動かし続けなければ人間ダメになる、と思いましたが、その頃はその気になれば体は動くものと思っていました。その気にならないのがいけないだけだと単純に思っていたのです。
とてもその気になれないほどの強烈な疲労感が襲うなどとは夢にも知りませんでした。

睡眠は自律神経と深い関係があると言いますから、この現象は一日のリズムが「朝寝型」になっているのが原因だと思われます。
両親の場合も、それまでは地域の役員をしたりシルバーの仕事をしたりしていたのが、体がキツくなってきたからと辞めてしまってから一気に衰え出したように思いますが、それは生活リズムの狂いが背景にあったに違いないと思います。
年寄りは早起きだと言いますが、実態は様々なのではないでしょうか。一律に早起きなのではないという気がします。

しかし、朝が遅いと一日の予定がこなせず、生産性はガタ落ちになります。
やっぱり何とかしてリズムを朝型に近づけたいと思います。
とは言え目覚まし程度では朝型にできないので、ここは私の持論であるショック療法で、頑張って(早起き必須の)登山を再開するしかない・・・と(都合よく)考えているのですが、早起きできなければそれも無理という堂々巡りに陥いります。

からだ改造の正念場を迎えています。

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