世界大変動
腫れはまだまだ引かず、青タンはますますどす黒く・・・憂鬱な日々を過ごしています。
今日も雨ということもあり、一日の大半を仕事に費やしました。
それにしてもこの二、三か月で世界は大きく変わりましたね。
- トランプは再選がかなり怪しくなってきました: 彼はビジネスセンスはあるが、危機に立ち向かうリーダーとしての器が小さく、政治的な経験値も少ないことが誰の目にも見えてしまいました。 新型コロナへの対応を誤ったし、全米に拡大してしまった黒人暴動(という表現は間違っています)が相変わらず人種問題だと思って潰せばいいと思っているし、パウエル元国務長官がトランプを支持しないと明言し、前大統領補佐官のボルトンの暴露本に続いてトランプの姪が来月出版する本でも、脱税疑惑などのスキャンダルが暴露されているようです。身内からもどんどん叩かれています。 習近平に再選に向けての協力を頼んだとボルトンの本に書かれていることが事実なら、まったく話になりません。
- 金正恩はやはり死んでいた?: 妹の金与正が悪役として登場し、南北事務所を派手に爆破しましたが、これまで金正恩が進めてきた平和裏の南北統一路線は完全に頓挫したと思います。やはり金正恩死亡説は事実なんじゃないでしょうか。 これから朝鮮半島は大変だぞ〜。
- ブラック・ライブズ・マター: なんと訳したら良いのか、悩ましいですね。「黒人の命は大切」「黒人の命も重要」「黒人の命こそ大事」・・・どれも間違いではありませんが、的外れに思えます。 評論家の小田嶋 隆さんが、米国の黒人問題の歴史的経緯についてこのビデオを是非見ろと述べていました。
- 1時間40分の長尺物なのですぐには見終わりませんが(私もまだ)、字幕付きなのでその気になれば正確に理解できます。米国社会の歪んだ構造がよく分かる怖るべきコンテンツですが、今回の暴動は基本的には経済暴動であり、決して単なる人種問題などではないことがわかります。 ピーター・バラカンさんは、「黒人の命を軽く見るな」と訳したそうですが、その根っこには「俺たちの命を軽く見るな」という格差社会に向けた非上級米国民のメッセージがあるように思います。(コロナでどんどん死んでるからなあ。)
- そして安倍首相: 河井夫妻が逮捕されましたが、あれは酷い事件だと思いました。政権交代時に自民党の溝手議員(広島)が「もう安倍さんは終わった」と発言したのを恨み、1億5000万円を投じて参院選で追い落としたというのですから、人間性を疑います。代わりに当選させた刺客が河井案里。黒川問題がなくなった検察は突っ込むと思いますが、それでなくてもサルを運転席から引き摺り下ろせという声が日増しに高まっており、頼みの支持率も文春オンラインの調査では21.6%と過去最低。FNN・産経(フジ系列)で行った世論調査は36.4%でしたが、それがなんと捏造だったということで、過去の調査も含め全部削除したと報じられました。どんな不祥事が起きても高い支持率を誇っていた背景にはこんなカラクリがあったのかと妙に納得しましたが。
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