開発中の新機能:プライベートページ その2
前回はプライベートページに「心のトリセツ」を載せるアイデアをご紹介しました。
しかし、プライベートページの使い方はそれにとどまりません。
2001年に野口悠紀雄さんが『ホームページにオフィスを作る』という本を出されました。オフィスという言葉が目立ちますが、中心にある発想は「個人でホームページを持つ」ということです。この本には、そのような個人ホームページの活用法について、様々なアイデアが述べられています。
今読み返すと技術的に古い印象を持ちますが、当時としては斬新な発想だったと思います。そして、インターネットを仕事の中心部に据えるという発想は、ポストコロナのキーワードかもしれません。
私がプライベートページに期待しているもう一つの使い道は、このような個人ホームページの機能の一部、自分用の非公開情報源です。
具体的にはこんな具合です。
- 自分用のデータベース:メモ、書き物、各種データ(例:自分の衣類のサイズ)、画像・動画をここに格納しておきます。
- ブックマーク:日常的にいつも見ているサイトへのリンクを入れておきます。ここに来れば一通りチェックできるという感じです。ブラウザがタブでいっぱいという問題が軽減されます。
- 作業の場:作業中のデータをメモ形式で一時保存しておきます。紙でもデジタルでも書きかけのものは(美しくないので)置き場所に困りますが、誰にも見られないここなら自在に置いておけます。
そして
- 終活情報の置き場:終活に悩んでいるお年寄りは、終活情報収集の作業場所としてプライベートページが利用できます。
とりあえず思いついたことから書き込んでいき、見直しながら完成させていきます。書き込むのは「加入している保険の情報」「利用している金融機関の情報」「重要書類一覧と保管場所」などの他、「自分史」「何かあったら必ず連絡したい友人」「医療についての遺志」「葬儀やお墓について」「形見分け」などのいわゆるエンディングノート情報などがあると思います。
ページのテンプレートはこちらで用意するつもりです。
そして、このサイト・ページへのアクセス方法だけを縁者に知らせておきます。「何かあったらここに書いてあるからね。」もちろん、完成した部分を紙に印刷し保管しておくことが大事ですが。
(ただし、プライベートページは本人しかアクセスできないようにしますが、万一を考えて超秘密な情報は置かないようにお願いします。)
以上のような機能を盛り込むことで、MyWAYが自分の生活に不可欠な存在として皆様のお役に立てる時が来ることを夢想しています。自分の過去の記録と今考えていることは、インターネットさえあれば、いつでもどこからでも知ることができる・・・これがMyWAYの存在価値だと言えるように今しばらく頑張りたいと思います。
今日は久しぶりにストレッチをしましたが、体がガチガチに硬くなっていて焦りました。
夕食は刺身と肉じゃが、味噌汁。
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