サバイバルしています
包帯の先からのぞいている足の上側は青黒く変色しています。
俗にいう「青タン」ですが、これはそのうち消えていくので心配はしていません。
痛みはかなり減りました。
当初は患部に触れると激痛が走りましたが、今は分厚いパッドに覆われていることもあり、トントンと叩いても何ともありません。
明日はギブスを装着する予定です。
しかし、わずかの移動でも松葉杖を使わなくてはならないのが、こんなにストレスになるとは想像していませんでした。
- 松葉杖は両手で握るので、物が持てず、食器などを片付けることができません
- 普段なら平気で避けて通ることのできる通路上の障害物--ゴミ箱、猫の食器、ソファの出っ張り、延長コード、床置きしてある荷物など--が、とんでもなく邪魔で神経を使います
- 移動先で松葉杖を立て掛けておくのですが、具合が良くないと倒れてしまうことがあり、先日はそれで猫の食器を割ってしまいました
- 松葉杖をカーペットの上につくと、角度によっては滑って危ないことがあります
- 宅配便のチャイムが鳴っても、すぐにインターフォンに出られません(無視しています)
等々。
これが6月中旬まで後一ヶ月半も続くのかと、早くもうんざりモードです。
それ以外にも、
- パッドが厚いので、細めのズボンは履けない
- むき出しの足先が寒い
- パッドで覆われた部分が蒸れて痒い(手の入るところはフルメタ軟膏を塗っている)
などの不愉快なことや、
- これまで行ってきたストレッチがほとんど何もできない
- 食べて寝てばかりで筋肉は落ち、お腹周りが太くなってきた
- 家の外はおろか、ベランダにも(松葉杖がスノコと干渉し、所狭しと置かれた鉢植えにもぶつかるので)ほとんど出られず、ストレスが高まっている
などの肉体的・精神的な問題も徐々に表面化しています。
先ほども、かつての職場(研究所)のOB会の案内が来ましたが、残念ながらお断りせざるを得ませんでした。
ジムは電話して相談したら、特例で明日から休会することを認めていただけました。
社会生活もしばらくはお休みです。
松葉杖については面白いことが。
突然家の中に見慣れない大きな金属製物体が現れ、それがギシギシ音を立てながら動く姿は、猫にとっては恐怖そのものみたいです。
しかし、最初にクーちゃんが目を丸くして見つめていた時に、これは怪我をした足を支えてパパ(私のこと、クーちゃんのパパ)が歩けるようにするためのものだから怖がらないでねと、じっと目を見ながら話したら、それ以降はすぐそばをギシギシと通っても(緊張はしながら)逃げることは無くなりました。
わかってくれたんだと、ちょっと感動しました。
チャーちゃんは相変わらず走って逃げますが(笑)。
こうして、当初のショックが消え、痛みも軽くなってくるにつれ、心に余裕ができてきて、この事態を前向きに受け入れられるようになりつつあります。
特に、「不幸中の幸いと思える点」がいくつか見えてきました。
- 自宅で起きてよかった。遠く離れた場所、特に山の中などで骨折したら悲惨で、場合によっては命にかかわっただろう
- 家内がいてくれてよかった。自分一人で包帯を強く固定することなどできなかっただろう
- 足の甲でよかった。大腿骨などだったら入院となり、下手したらボケたかも
- かかりつけの整形外科が開いていてよかった。休みだったら遠くの病院に行かなくてはならなかっただろう
- 通院治療の必要な持病がなくてよかった。外に出るだけでも大変だから
こうした前向きの心の持ち方も、サバイバルの心得と思います。
コメント
そこはさすが、理数系頭脳で分析なさり良かった点などあげられて前向きに捉えていくのは見習いたいです。
思わぬ事態にうろたえましたが、何とか乗り切らなくてはと気持ちの切り替えに集中しています。
からだ改造の三ヶ月もの停滞(実際は凋落)は痛いです。
今日の日記のくーちゃんとのやり取りにほっとしました。(いい子ですね)不幸中の幸は5つもありましたよ。きっと数えたらもっとあるのでは?
『背骨の圧迫骨折』
定期的に撮っている心エコーの先生から精密検査を受けるようにと山手メディカルへの紹介状を貰いました。(不安で3ヶ月放置)
心電図は正常。レントゲンから背骨の骨折が判明。怪我などした記憶がなく不思議な思いでしたが、思い出しました。半年前BOWで痛めました。
2週間ほど、筋肉痛があったのですが、骨折だったのです。心エコーは6月に予約しましたのでその時に影の原因が出るかもしれません。
リカルボン,エディローを整形でいただいているので、骨折の相談もしたいと思っています。
面目ない様をさらし、お恥ずかしいです。
クッション性の高い厚底サンダルを買ったのですが、サイズが小さ過ぎ、外歩きに使うのは躊躇されたので室内ばきにしていました。
それがしゃがんだ姿勢から立ち上がった時に横に倒れ、腱が強く引っ張られ、腱を固定していた骨にヒビが入ったのだそうで、先生は私の腱がこんなに強くなければそちらが切れていただろうとおっしゃいました。
(腱が強いのか骨が弱いのか・・・)
いずれにせよ幅が狭く丈の高い不安定な物の上に乗ったのが不用心でした。
ところで、安定した健康体でいらっしゃると思っていたあずきさんに、背骨の圧迫骨折が見つかったとは驚きました。
しかもBOWが原因かもしれないとは、二重に驚きです。
リカルボンとエディロールを服用されている言うのは、骨量が足りないのだと思いますが、それが原因している可能性はありそうですね。
運動に加え、DHEAの摂取とカフェインの制限が有効とあちらでは言われています。
心臓も含め、良い結果が得られるようお祈りしています。