復活登山第二弾:大山

復活登山(と呼ぶと奥様の許可が得やすい?)第二弾として、大山に登ってきました。

本当は先週末に行きたかったのですが、日曜日は前夜遅く寝たのに5時に目が覚めてしまい断念。天気は翌日も良さそうなので、月曜日は万端の準備をして早く寝たのに、なぜか2時半にパッチリ目覚めてしまい、またもやアウトでした。
考えられる原因は
  • 加齢で蓄尿力が低下し夜中にトイレに起きる様になった
  • (昔から)睡眠不足に対する恐怖心が強いので、途中覚醒するとその後寝られなくなったらどうしようと悶々とする
  • 睡眠を成功させなくてはと過敏になり緊張感から寝られない
などです。
今朝は6時少し前に自然に目覚ざめ、ガーミンを見ると寝入り端に深い眠りが訪れています。これなら大丈夫と自信を持って起きられました。



大山はこれまで二種類のパターンで登ってきました。
パターン1:ケーブルで神社まで登り、そこから頂上を往復
パターン2:ケーブルで神社まで登り、そこから駅までトレラン(もどき)
1は急登が続き体力的にきついが距離は短いコースで、2は距離はあるが走れれば気分爽快です。
しかし今日は、自分の体力がどのくらい残っているか試してみたいと思い、これら二つのパターンを融合した(急登+長距離)コースにチャレンジしました。

結果は・・・途中から苦しさマックスで脚もボロボロ、ただいま現在も全身筋肉痛に見舞われています。自分の体力の限界が見えた登山となりました。
たかが大山、されど大山・・・(笑)。
ただし、今回も骨折自体の影響は全くみられず、完全復活は証明されたと考えます。

コースはこれです。
16km/上り934m、6時間、35,000歩の登山でした。
これ以外にバスの終点からケーブル乗り場までの600m/上り80mのこま参道があります。


ケーブル終点から大山山頂までは、いつものコースではなく東側に回り込む見晴らし台経由のルートで登りました。相変わらずの木段上りで疲れました。
頂上でコンビニ弁当を食べ、岩だらけの道を降りましたが、途中で犬を連れたおじさんに会い、その後をついて歩きました。
パグのようなブルドック顔の小さな犬でしたが、あんな小さな体でよく登ったものだと感心しました。登ってくる人々から「きゃー、かわいい」「えらいぞ、がんばれ」「いやされた〜」などと絶賛対応されていて笑えました。

十六丁目で犬と別れ、なおも降るのですが、この頃になって歩くのが苦痛になってきました。脚が終わりかけている様です。
岩や木の根っこだらけの急坂をストックの支えを頼りに降りるのですが、膝の裏側などが痛みだし、ふんばれなくなってきたのです。それに、思ったほど道の状態が良くなくて、十六丁目から先は歩きやすくなるという思い込みが打ち砕かれたショックもありました。

それでも蓑毛越(出発から6.5km地点)までは普通に歩けましたが、そのあたりから辛さが表に出る様になり、頻繁にスマホのアプリで現在地を確認するようになりました。
そこからはまだ10kmほど歩かなくてはならず、途中にいくつもの小ピークがあります。登るのも、降るのも辛いとしか思えなくなっていました。
強い風も吹き始め、すれ違う人もほとんどいない孤独な山行でした。


高度と心拍数のグラフを見ると、蓑毛越を過ぎたあたりから下り基調なのに心拍数は上がったままです。高尾山での小仏後の南高尾を思い出させます。
でも、今日は朝アリナミンを3錠も飲んでいるので、それでバテるというのは、標高差が大きいことと(高尾山と違い)大山の道の状態がよくないためかもしれません。
ちなみに今日の歩行速度はコースタイム通りでした。

やがて最後の分岐を通過し、しばらく進むと「東海大学前方面」という標識があったので、今日はそれを試してみました。
これで、大山から
  • 弘法山→秦野駅
  • 鶴巻温泉駅
  • 東海大学前駅
の3ルートを踏破したことになります。

まとめると、
  1. 骨折の影響は完全に消えた
  2. 現在の体力ではこのルートが限界に近い
  3. 6kmを過ぎると疲労感が階段状に高まる
ことがわかりました。
しかし、かねてからやってみたいと思っている北アルプスTJARルート縦走など、この程度の歩行を数日繰り返さなくてはならず、現状では到底無理であることを(全身の筋肉痛に呻吟しながら)渋々認めざるを得ません。
無理なのかなぁ。

コメント

あずき さんの投稿…
ガーミン
理想的な睡眠グラフですね。私は多分月1回もないかと思います。夜に大勢と会食した日、心配事が心に引っかかっているとよく夢を見ます。
グラフから深い睡眠がなくなるのです。
21時以降はPC,iPhone、TVを見ないで23時には寝るようにしています。
枕も色々試し、入浴時間、適度な運動、18時の食事。
朝起きた時、頭が重いのですが、
昼間はなんとか動くことが出来るので、諦めています。
kenkouhoushi さんの投稿…
睡眠で悩んでおられる方は、私を含めて多そうですね。
寝る前の「デジタル断ち」は効果があることは私も経験済みですが、なかなか守れません。でも、やらなくてはいけませんね。
枕は大事と思います。私は西川の「寝顔美人」(笑)という枕を使っていますが、眠りが深くなりました。
その他のご指摘事項、どれも大切なことと思います。
私の場合、それ以外に「メラトニン(ときどき)」と「寝る前の水分補給ゼロ」がよく効きます。
起きてからしばらく頭がぼんやりするのは、仕方ないと諦めています。その時間をあらかじめ生産性ゼロアワーと決めておくのです。普通は1時間ほどゴソゴソしていると覚醒してくるので、そのタイミングでコーヒーを飲むと以降はバッチリです。

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