大暑/『書いてはいけない』

今日22日は伝統的な暦である二十四節気の一つ「大暑(たいしょ)」で、つまり暑さがもっとも厳しくなる頃とされていますが、本当でした!

我が家は室温37度設定で明け方までエアコンをつけたままにしていますが、昨夜は三時半ごろにあまりの暑さに目が覚めてしまい、水を飲むと共に36度に設定し直して寝直ししました。
朝も、いつもならしばらくは窓を開けて室外の新鮮な空気を入れるのですが、今朝は流石に暑すぎてすぐにエアコンをオンにし、窓は閉めました。
日中も殺人的な暑さで、日陰でも容赦なく、外歩きなどする気には到底なりませんでした。

エアコンも冷蔵庫も持たない稲垣えみ子さんは、この暑さをどうやってしのいでいるのだろう。

北海道は38度だそうです。
昔の北海道の夏を知る者としては、文字通りアンビリーバボー!?

でも、こんな時でもシャクティー(トゲトゲ)は効くみたいで、暑さに打ち負かされたという気分にはなっていません。
今日も陽が落ちてからですが外歩きしてきましたし(3.7km)、読書も欠かさずしています。
今回は、かつての話題作
 森永卓郎『書いてはいけない』
を読んでみました。

森永さんによると、日本の言論界には触れてはならない三つのタブーがある(あった)そうです。
  1. ジャニーズ性加害事件
  2. 財務省のカルト的緊縮財政
  3. 日航123便墜落事故
これらについてワイドショーなどで触れることも、まして記事にして述べたり出版したりすることも事実上禁止されてきた、というのが本書の「書いてはいけない」の意味だそうです。
(個人的には上記に加えて秋篠宮家にまつわる疑惑関連も含め、日本のタブーは四つと言いたいです。)

本書ではこれらを順に扱い、結論として、日航機事故のボイスレコーダーを公開すれば、アメリカによる日本の支配を終わらせることができると述べています。
そうなればもちろん内閣は持たないでしょうし、自衛隊にも激震が走るでしょうが、ジャニーズ事件で明らかになったように、隠蔽と忖度で民主主義の敵になってしまっている現在のメディアはこれをきっかけに再生し、世の中が変わると主張しています。

詳細なメモは後日掲載するつもりですが、ステージ4のガンで余命いくばくもなかった森永さんの遺書として、傾聴に値する内容と思いました。
大変読みやすい本ですので、機会があれば目を通されてはいかがでしょうか。

ちなみに、彼は東大経済学部を卒業後、専売公社(現JT)に入り、その後日経センターや経企庁に出向してマクロ経済分析などを担当したエコノミストです。そのためか、その分析は鋭く正確だと感じました。

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