今朝見た夢

こんな夢を見ました。

映画か演劇を観ようと、私は窓口でチケットを買おうとしています。
お札(大きな五万円札!(笑))を出すと、隣にいた若い奴(テック野郎)が「お札だと切符購入の検印で紙幣が汚れる。それは違法だからPICOコインを買ってそれで払うべきだ」といちゃもんをつけてきました。

検印?
PICOコイン?

窓口を一旦離れ、背負っていた外フレームのバックパック(ポートランドのREIで買った1970年もの、なぜこんなものを?)を下ろし、PICOコインを買おうとしたが売り場がわからない。
仕方なくもう一度窓口に行くと、「検印はお札の裏に押すから大丈夫。ほら、折り畳むと外から見えないでしょ。このやり方は政府も公認ですよ」と丁寧に教えてくれた。

何だ、あのテック野郎(怒)

料金を払い終わったが、ポケットの中が紙幣やコイン、チケット、領収書などでいっぱいなので、整理しようとしゃがみ込み店を開く。
すると通りかかった人が舌打ちするので見回すと、確かに通り道を塞いでいた。
あわてて全部を再びポケットに押し込むが、うまくいかず焦る。

その時、黄色い服を着た女性を含むグループが通りがかり、「会場の部屋番号は暗号」というセリフを耳にする。
彼女はここの事情に詳しそうだと思っていると、「第一幕?の会場はこちら」と言いながら廊下を進んでいくので、このグループについて行こうと思うが、バックパックを整えているうちに見失ってしまう。
黄色い服を手がかりに彼女たちを探そうとするが、ある部屋を覗くと黄色いドレスの女性がいっぱいいて焦る。あのグループはどこへ行った?

開演時刻が迫ってきたが、第一幕の会場がわからず、ウロウロして最初の窓口に戻ると、部屋番号の数字列を書いた紙切れを渡される。どうやらこれが例の暗号らしいが、さっぱり理解できず途方に暮れる…。

ここで目が覚めました。
この夢は何を象徴しているのか、今朝は夢判断をして過ごしました。
(ヒマだね)

まず全体として、カフカの『城』のような不条理感に満ちた夢ですが、このパターンには馴染みがあります。
それは睡眠中に尿意を感じた時に見るパターンで、トイレを探しているが次々と障害が現れてなかなか用足しできないという夢です。
トイレの場所がわからないとか、見つかってもひどく汚れていて用が足せないとか、汚れていなくても外から丸見えだとか・・・。
もし満足できるトイレが見つかって気持ちよく排尿する夢を見たなら、それは悲惨な現実となるはずです(笑)。

今回の夢で、この禁じられている尿意に相当するものは何か。
それは映画(演劇)の鑑賞です。
それを見るために必要なチケットがなかなか買えないとか、買えても会場の部屋がわからないとか、私はどうしても鑑賞することができません。
何か無意識の世界で、鑑賞が禁じられているようなのです。

そこで思い当たったのは、先日見逃したテレビ番組を観ようと「NHKオンデマンド」の利用を考えたのですが、そのための手続きが面倒で、しかも録画しようとすると怪しげなソフトをダウンロードしなくてはならず、結局ペンディングのままにしていたことです。
それがこんな夢となって現れるとは、予想外にストレスになっていたみたいなのです。
テック野郎に腹を立てたのも、何とかペイとかが嫌いな後期高齢者の私の潜在意識のなせる技だったのでしょう。
さらには、私の社会に対する疎外感が背景にありそうに思いました。
人間の脳はこんなに入り組んだ芸当をするんですね。

夢判断、面白い暇つぶしでした。

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