ワクチン接種二回目の翌日
副反応を気にしながらも、昨夜は8時間近くぐっすり眠ることができました。
睡眠パターンもまあまあ。
起きてすぐ体温を測りましたが、平熱でした。
注射した部位は全く違和感がなく、むしろ1回目の時の方が悪かった印象です。
よく寝られたせいか倦怠感もなく、頭痛もありません。
ただ、右肩関節に筋肉痛がありましたが、こちらは注射した方ではないので副反応とは無関係と判断しました。多分、昨日家まで一時間かけて歩いた時、トートバッグをこちらの肩にかけていたせいではないかと思いますが、それくらいで肩が痛むとはちょっと不思議な気もします。
というわけで、朝の状態はほとんど異常なしでした。
その後、お昼過ぎに眠気に襲われ、横になったらそのまま二時間近く寝てしまいました。眠気に襲われるのはよくあることですが、寝が足りているのにこんなに長時間寝てしまうのは普通ではありません。
副反応の一つに倦怠感というのがあるので、これだったかもしれませんが、いつも倦怠感のある私ですから果たしてどうだか(笑)。
目覚めたら少し熱っぽい感じがして、体もだるかったので、早速熱を測ったのですが平熱でした。
注射した部位に触れてみたら、押すと少し痛みがありました。でも、前回ほどではありません。
結局、午後も目立った異常は観察されませんでした。
軽い倦怠感と(ひょっとしたら)肩の筋肉痛、これらが可能性としての私の副反応の全てのようです。
【追記】
米国でナースをしている若い女性の手記を一部転載します。
このくらいの反応が出るかと覚悟していました。
【Day 1】
午前11時 2回目のワクチンを左腕に接種。今夜はゆっくりしようと思い、夕食のデリバリーを注文する。
午後2時 左腕のほかに、なぜか左耳が痛くなる。軽い中耳炎のような感覚。
午後6時 帰宅し、夕食。何となくだるい。
午後7時 寒気がしてきた。息子に見せるようにテレビで映画を再生し始めて、私は布団に入る。
午後9時 熱っぽく、寒気がひどい。息子を寝かしつける(添い寝)。フリースの靴下、パジャマの上にフリースのジャケットを着て、その上に電気毛布をかけて、私も寝る。
午後11時半 4度も目が覚めて、とうとう初めて体温を測る。非接触の体温計で36.1℃と出た。とても納得できずに経口の体温計で測り直すと、36.9℃だった。体のだるさは、38℃もありそうな感覚である。眠れないので、アセトアミノフェン500mgを服用してしまう。これからは接触型の体温計を使わなければとイライラしながら、また寝る。
【Day 2】
午前4時 再び目が覚める。ふと隣を見ると、息子がなぜか上半身裸で寝ている。どうやら、熱を出している上に電気毛布をかぶっている私の隣で暑さに参ったらしく、寝ているうちに無意識にシャツを脱いだらしい。朝起きてから聞いてみると、とても暑いところにいた夢を見ていたそうな。息子よ、すまない。
午前7時 寒気を押しつつ、息子に外出の支度をさせる。知人一家と子どもの世話の交代で担当する「仮の家族」を作っていて、今日は夕方までその仮の家族のところで面倒を見てもらうスケジュールだ。息子を送り出してからまた寝直す。アセトアミノフェン500mgを再び服用。もう抗体反応は十分起こっているのだから別に構わないだろう、という適当な気持ちである。全身も痛くて、ゆっくり休めない。
午前10時 「誕生日おめでとう」という連絡がいくつか来て、友人と電話で話す。「誕生日なのに具合が悪いなんて!」と言われるが、「誕生日にワクチンを打ち終わって、だらだらしていられるなんて、最高の誕生日よ」と返す。しかし、スープなどを買っておけばよかったと後悔する。
薬局で働いている友人には、「ワクチンを受ける直前に新型コロナに感染したっていう可能性はない?これはワクチンの副反応じゃなくて、コロナなんじゃない?」と聞かれたが、今まで通りの生活をしていて感染リスクを極力避けていることや、症状が出たのがちょうど接種のタイミングと一致していることから、「それは違うと思う」と言った。
ワクチン接種翌日の午後。再び寒気がしたため、毛布にくるまって温まっている。
午後1時 友人が誕生日ケーキを買って届けてくれるというので、起きてメイクをする。まともな顔になる。
午後2時 再び寒気が。具合が良いと思ったのは、アセトアミノフェンのおかげだったようだ。おまけになぜか軽い吐き気もする。息子が帰ってくる前にアセトアミノフェン500mgを再び服用。別の友人が、スーパーマーケットの宅配サービスでスープ何種類かとレモン、しょうが、クッキーを届けてくれると言う。感謝。
午後5時 毛布にくるまって、ヒーターの前に座っているところ、息子が帰宅。
午後7時 デリバリーの夕食をいただく。届けてくれた食材ではちみつレモンジンジャーを作って飲む。寒気はもうない。
午後8時 先に届けてもらっていたケーキを息子と食べる。具合は良くなっている。左腕がわずかに痛いだけだ。
結局、33時間ほどで症状は収まり、それ以降はすっかり元気である。とはいえ丸1日具合が悪かったので、事前にスープなどを作り置きしておけばよかったとは感じた。
他の医療者とも話したが、副反応として軽いインフルエンザのような症状が出て、大体1~2日で収まるという人が多いようだ。ワクチンを打った腕の側の首が痛くなったという同僚もいた。ある知り合いは6日間ほどずっと具合が悪かったらしい。
一方、腕の軽い痛み以外は全く何の副反応もなかったという人も多かった。友人の小児科医は、ヨガと逆立ちの練習を毎日欠かさずしているが、接種した日も変わらず逆立ちしていた。副反応の出方は本当に人それぞれだ。
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