不老不疲

9,700日もの間、ただの一日も休まず連続して山に登り続けた東浦さんと言う人については、以前に取り上げたことがありますが、私はこういう偏屈な人間に不思議に惹かれるタイプで、今でも時々彼について書かれた本を読み返しています。
昨日、その人が日記の中で「不疲」と言う造語を使っていることに気が付きました。

一歩の工夫で、不疲の一歩は不死の一歩と思える。

これは、連続登山を始めて八年目の日記で、疲れない歩き方を工夫し続け、とうとう一日中歩いても疲れなくなったことから、このままの状態が続けば自分はひょっとしたら死なないかもしないと妄想するようになった頃のことです。

私は、この言葉は使える、と思いました。
よく「不老不死」と言いますが、誰でも不老は願いますが、不死を願う人はそんなにいないのではないかと思います。
だから、人生の目標は「不老不死」ではなく「不老不疲」にすればいいと思うのです。

不老不疲

いいですねー。

私も名前を「不疲人(フヒト)」にしようかな。
昔、藤原不比等と言う人もいましたし(笑)。

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