ビール大作戦

コロナのせいで、山小屋はどこも大変ですが、私が一度行きたいと思いながら行けないでいる裏剣の「仙人温泉小屋」のブログを読んでいたら、面白い記事を見つけました。
題して「ビール大作戦」。

雪深い山中の小屋は、毎年冬が来る前に小屋を閉めて一部は解体し、この小屋の場合はさらに温泉を引いているパイプを片付けたりします。
営業していようが休んでいようが、小屋閉め・小屋開けをやらないと、小屋が傷んで使い物にならなくなるので、休業が続いている今年も小屋開け作業をしたそうです。
小屋主は70歳くらいの人ですが、彼一人ではとても無理なので、これは気心の知れた常連さん何人かとの共同作業となります。

むさ苦しい山男数人と温泉とくれば、もちろんお酒は欠かせません。
彼らも全員が呑兵衛で、普段は朝から一日中飲んでいるような連中です。
だから小屋にはいつもビールが山ほどあるようです。

ところが昨年も小屋はコロナ休業しているので、小屋のビールの在庫が極端に少なくなっていて、計算したらヘリで荷物を運んでくるまでの六日間、ビールは一日一人一本!とせざるを得なくなりました。
呑兵衛が一日ビール一本では耐えられないところですが、彼らはそれを「作戦」と名付けて遊んでいるので、笑ってしまいました。

その方法ですが、こんな図解入りで説明してありました(笑)。
楽しそうで、浮世離れしていて、まさに仙人小屋の面目躍如です。



コメント

あずき さんの投稿…
不思議なビールの飲み方ですね。
炭酸がガムテープを貼るだけで抜けない?のが。

昼、夜は苦い水を楽しむのかな、、、、
アルコール飲料を飲まないので、はてな?でず。
kenkouhoushi さんの投稿…
いや、大いに抜けていると思いますよ(笑)。
でも、苦水を通してシュワーっというビールを妄想するところに彼らの楽しみがあるんでしょう。
登山者は、下山したら何を食べようかと歩きながら妄想するから、こういうのには慣れていると思います(笑)。

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