『ラッキーマン』を再読
雲は多めでしたが、気持ちの良い一日でした。
久しぶりにジムに行き、いつものトレーニングをしてきました。
今日も長めの冷水浴をしてきましたが、やっぱり効果はあるみたいです。
でも無理はしません。
明後日と日曜日は雪らしいです。
今週もジムはあまり行けそうもありません。
マイケル・J・フォックス『ラッキーマン』を読み返しています。
この本を買ったのは2003年で、その頃は単なる興味から読んだのですが、その後身内がパーキンソン病になり、自分も(もしあるとすれば)その遺伝子を持っている可能性があるので、今回は身を入れて読んでいます。
ある本で、パーキンソン病は何かの肉体的なトラウマがきっかけとなることが多いと書かれていたので、マイケル・J・フォックスの場合はどうなのか知りたかったのです。
ちなみにモハメッド・アリのケースは確かに該当しますが、私の身内の場合はそんな身体的外傷はなかったと思うし、知人の患者の場合も思い当たりません。
結論から言うと、マイケル・J・フォックスの場合どうだったかはっきりしませんでした。
何しろ彼が発症したのはわずか30歳という若さで、その年代の、特にハリウッドのスターともなればどんちゃん騒ぎの連続なので、様々なダメージはあったに違いないと思われますが、特にそのような記述はありませんでした。
ただ一つ気になったのは、彼は当時ほとんどアル中に近いくらい酒癖が悪かったということです。あのように小柄で、そんなに浴びるほど酒を飲んでいれば何が起きても不思議ではないと思うからです。
それはともかく、この本は本当によく書けていると思いました。
構成も、文章も、内容も水準を超えているだけでなく、彼の真摯な態度とこちらの心に直に訴えかける切実な内省に打たれました。
まだ終わりまで来ていませんが、読み終わったらまとめを書いてみたいと思います。
夕食は鳥の煮浸し。
コメント
梗塞部位が広がれば、ありうる話ですね。
パーキンソン病を患っている知人二人はおっしゃる通り運動嫌いで
一人は脳梗塞でした。
今日の日記にも書きましたが、パーキンソン病は自己免疫疾患である可能性もあるそうです。そうすると、自分の体の中の弱いところが攻撃されると仮定すると、あまり運動をしない人は運動制御に関わる中脳の黒質部が狙われやすいのかも。
真面目で几帳面、融通がきかないといった性格の方に多く発症し、また喫煙者では少ないと言うのも興味深いです。