オフコース 武道館コンサート

伝説の、という形容詞がつくオフコースの武道館コンサートを、たまたまですが観てしまいました(BS)。
懐かしく、そして色々なことを思い出しながら、気がついたら泣いている自分に驚きながら・・・。

まだ社会人になって間もない頃ですが、クラシック一辺倒だった私にある女性社員がこれを聴いてみてと言ってカセットを渡してくれました。
家に帰って聴いてみたら、美しい声で美しい旋律が流れてきて、とても気に入りました。
翌日、彼女に「気に入った」と告げ、歌っているのは誰かと聞いたら小田和正という人だというのでびつくりしました。
歌っているのは女性だと思っていたからです。

それ以来、オフコースはニューミュージックという分野で私の好きなヴォーカルNo.1 となり、いつも車にカセットを積んで聞くようになりました。
好きな曲もどんどん増えていきました。思いつくままに挙げるだけでも
 愛の中へ
 思いのままに
 哀しいくらい
 YES - NO
 愛を止めないで
 YES - YES - YES
 心はなれて
 言葉にできない
そして
 さよなら

小田さんの声域があまりに高すぎるので、カラオケでこれらの歌を同じピッチで歌うことはさすがにできませんでしたが、少し下げてもらって「熱唱」したことも何度かあります(恥ずかしい)。
今日、久しぶりにそれらの歌を耳にし、会場で立ち上がって腕を振り上げ拍子を取っている若いファンたちの姿を見て、時計を巻き戻したかのように一緒になって(頭の中で)歌い拍手して過ごしました。
懐かしいあの頃が再び私を訪れてくれました。

彼らのステージを見ていて、大間ジローさんが麻原尊師にちょっと似ていることと、ギターの清水さんが一番幼く見えることに気がつき笑ってしまいました。
なんの因縁か、その清水さんは--いい歳をした白髪頭のおっさん(笑)--マンションの地下駐車場で私の車の隣に駐車しているのです。

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