コロナと暗い未来

今度は第七波だそうです。
以前にも増して感染力の強いやつで、しかもこれまでのワクチンがあまり効かないそうですが、一体コロナはいつ収束するのだろうかとひとりごちて、いや待てよ、収束せずにずっと続く可能性もあるんじゃなかろうかと思いました。
あって欲しくない未来ですが、もしそんなことになったら私たちの暮らしはどうなってしまうでしょう。

この新型コロナは一過性の風邪と違い、辛い後遺症が残りますから、皆が罹りたくないと思ったら結局今までのように引きこもるしかありません。
そうすると現在の社会はもう維持できなくなると思われます。
あの「不要不急」と言われた仕事が、文字通り消えてしまう可能性があります。
旅行、外食、演奏会、観劇などがそれです。
また、コロナは人間の三大本能--食べること、生殖すること、群れること--のうち、少なくとも後の二つを阻害しますから、メンタルもやられるし、人口も減る一方でしょう。

人類は今は70億人もいるけれど、一度絶滅しかけたことがあるそうです。
人類、つまりホモサピエンスはアフリカで20万年前に誕生しましたが、ちょうどその頃から(最後の)氷河期が始まり、環境が激変して食料がなくなってしまいました。
そのため、一時は人類全体でたった一万人くらいにまで減ったと言われています。
それで人類は住みなれたアフリカの地を離れて世界に散らばっていく「出アフリカ」を始めたわけです。
また、スペイン人が新大陸に持ち込んだ天然痘などの病気によって、原住民が絶滅した例なども有名です。
環境の激変や未体験の病原体によって、人類なんて簡単に滅んでしまう生き物とも言えるのかもしれません。

今日はどこへも出かけずにそんなことを妄想していました。

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