後期高齢者健康検診/家族の絆
昨日は川崎市の後期高齢者健康検診(無料)を受けてきました。結果は来週出るそうですが、昨日の測定では血圧がかなり高かったようで心配です。
血液採取の時、セーターをまくり上げて腕を出したら、先生から「立派な血管だが筋トレをしていますか?」と尋ねられ、それから話が弾んで、からだ改造の話や私の仕事の話、果ては大学紛争の思い出などで盛り上がりました。
検診が終わり、しばらく家でくつろいでから、今度は歯科に行って欠けた歯の治療をしてもらいました。今日はその疲れが出たみたいで、朝のリズムが良くなかったのでジムはお休みとしました。
医者を二軒ハシゴしたくらいでこんなになるとは、やっぱり後期高齢者は使えないなあ・・・。
先日パーキンソン病で他界された家内の友人宅から、最後の歌集が送られてきました。
巻末に子供さんの手記が掲載されていて、亡くなられる前後の様子など記されていましたが、私の姉の時と同様、最後は誤嚥が原因で死亡したそうです。
やはりある時から急激に弱り、転倒で入院したりなどよく似た状態に陥ったようですが、亡くなられたご本人は誤嚥を避けるために胃瘻を設置され、水が飲みたくても飲むのは禁止(飲むと誤嚥するから)というのがとても辛かったようだと記されていて胸が痛みました。
ひんぱんに水分補給を説く夏を我には厳禁 死ねというごと
感動したのは、一時意識が遠のき医者が手の施しようがないと匙を投げかけたとき、IT技術のある子供さんがタブレットを改造して指でなく手で触れて文字入力できる装置を開発し、それで母の意識を確認したところ意識があることがわかったというくだりでした。
反応は通信で自宅に届くようにして目覚めるのを待っていたそうです。
コロナで家族といえども簡単には接触できない環境で、よくぞそんな離れ業ができたものだと驚きました。医者もさぞ驚いただろうと思います。
家族の絆、これは本当に宝物です。
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