ニコチンによる精神活性化にトライ
最近、また腰の状態が悪化し、元気が出ません。
そこで長い間暖めていた「ニコチンによる精神活性化」の人体実験を開始しました。
多分本邦初です(笑)。
姉がパーキンソン病で苦しんでいた時、ニコチンがドーパミンの代わりになることを知りました。
例えば喫煙者はパーキンソン病になりにくいという統計値があるそうですが、そのメカニズムを調べるとこんなことが書かれていました。
ドーパミンを放出するニューロンにはアセチルコリン受容体があり、そこに(他のニューロンから)神経伝達物質アセチルコリンが入力されると興奮状態になって末端からドーパミンが分泌されますが、アセチルコリンとニコチンは分子構造が似ているので、アセチルコリンの代わりにニコチンが結合しても同じ現象が生じるのだそうです。
パーキンソン病はドーパミンの不足で発症するそうですが、これは歳をとると色々な神経伝達物質が減少するために起きると言われていて、一般に年寄りが元気でなくなる原因の一つがこれです。また、アセチルコリンの不足はアルツハイマー病の原因ともされていますが、パーキンソン病もアルツハイマー病も根っこは同じです。
であるならば、歳のせいで元気が出ない時、人為的にニコチンを投与することでドーパミンを強制的に分泌させ回復させる可能性があることになりますし、アルツハイマー病の予防にもなりそうです。
そこで、禁煙補助薬として売られている「ニコチネル」などのニコチン製剤を服用すれば、元気を取り戻すことができるのではないか・・・と考えたわけです。
しかし、かかりつけの薬局に行って相談したら、この薬は禁煙を希望する喫煙者にしか販売できないと断られたため、私は通販で「ニコチネル」を手に入れました(厳密に言えば違法?)。
これはガムの形をしていて、少し噛んでは奥歯と頬の間に挟み、歯肉を経由して吸収させるものです。
コーヒーと併用してはいけないと書かれているので、私は夕方になって元気がなくなったタイミングで使用してみることにしました。
結果は、今日で二日目ですが、確かにしばらくすると再び元気が湧いてきて、やる気が出てくるような気がしました。もちろんプラシーヴォ効果のせいもあると思いますが、効果はありそうです。
また、一日一個しか噛まないので、仮に副作用があるとしても大したことはないと思っています。
(禁煙目的の場合、一日20本以下の喫煙者は一日に4〜6個使用すると書かれています。)
副作用としては、胸焼けや頭痛などが挙げられていますが、今のところ全くその気配はありません。
しばらく継続して、様子を見たいと思います。
(良い子は真似をしないで下さい。)
コメント