同期の死

高校時代の友人二人(K君とM君)に、久しぶりに年賀状を出しました。
我々三人はよく一緒に話し込んだ仲で、親友と言っても良いくらいの付き合いをしていましたが、大学に入って離れ離れになったせいで疎遠になったままでした。
我々も老境に差し掛かり、いつ会えなくなるかわからないので、機会があれば一度会っておきたいという思いを込めた賀状でした。

K君からは「お前の本を買ってやったぞ」というメッセージと共に返信がありましたが、M君の方は奥様から昨年逝去した旨のお葉書をいただき驚きました。
最後は80日間の在宅医療を経て安らかに息を引き取ったとありましたから、闘病生活をされていたようです。
一足遅かった・・・と思いました。

昨年は姉を亡くしましたが、こうして身近な同期も亡くなり始めたんだと厳粛な気分になりました。
コロナもありますが、会いたい人には会えるうちに会っておいた方がいいと思います。
M君、安らかに。

コメント

あずき さんの投稿…
会いたい人に会う
昨年末に福岡に住む従兄弟(84歳)から65年前に父と訪ねた時の写真を送ってもらいました。亡くなった兄は交流があったようですが、私は全く交流がありませんでした。その従兄弟は東京に来る度に両親が観光案内をしていた事など私の知らない思い出も手紙にはありました。
父の実家は天草です。3月に幼稚園の仕事が終わりましたら、九州をゆっくり訪ねてみたくなりました。福岡、天草、奥田先生の東八幡教会(準備中の希望のまち)
KENさんの『会いたい人』にを読みその思いが強くなりました。
kenkouhoushi さんの投稿…
お父様は天草のご出身ですか。
行ったことはありませんが、綺麗な島だそうですね。
それに、美少年天草四郎! 
(ミーハーな連想ですみません。)

自分の終焉の日が迫ってきたせいか、最近昔の友達や故郷の風景を懐かしむことが増え、機会があれば会いたい/訪れたいと思うようになりました。やはり、自分が何者なのか知ってから逝きたいのだと思います。

希望のまちプロジェクト、奥田さんはこんなものを立ち上げておられたんですね。
強い人ですね・・。
彼の言葉:寄付は社会参加の原点・・・目を開かれる思いで聴きました。

人気の投稿