蜂窩織炎になりました
山から帰ってきた夜のこと。
甘えん坊のチャーちゃんがすり寄ってきたので、いつものようにブラッシングとマッサージをしてあげようと思いました。
彼は所かまわずゴロンと横になり、ここでやってくれと言うのが常なのですが、フローリングのため膝頭が当たると痛いので私はクッションを持ってきて膝に当てます。
その日も横たわったチャーちゃんの前にクッションを置き、膝をついてさあこれからと言う姿勢を取ったら突然チャーちゃんが悲鳴をあげ、私の手に噛みつき引っ掻くではありませんか。
何が起きたのかわからず呆然としていると、チャーちゃんはさらに激しく暴れ、噛みつき、右手の中指から鮮血が吹き出してきました。
動脈が切れたと思いました。
そして、その時になってようやく尻尾を膝頭で踏んでいたことに気がつきました。
クッションで見えなかったのです。
急いでキッチンに行き、流水で傷口を洗い、さらに消毒薬で洗ってからゲンタシンを塗って大きめのバンドエイドで覆い、その上から医療用テープでぐるぐる巻きにしました。
それでもみるみる赤い血に染まってきます。
チャーちゃんは自分が原因とは思わず、どうしたの? と言う顔をして心配そうに見上げていました。
本当ならこんな怪我をした時に入浴は御法度ですが、大山トレランから帰ったばかりなのでそう言うわけにも行かず、右手はビニール手袋に入れて防水テープで巻いて風呂に入りました(手は挙上)。
風呂上がりにバンドエイドを交換しましたが、まだ盛大に出血しているので、今度は医療用テープをかなりキツく巻いて止血に努めました。
翌日(木曜日)になると血はほぼ止まり、このまま時が経てば快方に向かうだろうと勝手に決めつけて、家内が勧めるにもかかわらず医者には行かず自宅静養としました。
大山トレランの疲れもあり、その日は一日中ゴロゴロしていましたが、夕方になると傷口を中心として手のひらのかなりの部分が腫れ上がってきました。
止血のためにテープをキツく巻いたため浮腫んでいるのだろうと思い、血も止まったので夜のバンドエイド交換時にテープの巻きをゆるくしました。
しかしその翌日(金曜日)になっても腫れは引かず、あたりは赤くぷっくりと膨れたままなので、これはひょっとしたら蜂窩織炎になったかもしれないと思い出しました。
この病気については、ちょうど一年まえチャーちゃんが罹患したのでよく知っています。
そこで今日(土曜日)になり、近くの病院で診てもらった所、やはり蜂窩織炎だと診断されました。しかし、軽度であり、治りかけているので、抗生剤の投与と今まで通りバンドエイドにゲンタシンで行けば大丈夫だろうと言われ、薬を処方してもらいました。
夜になり、抗生剤の効き目があったのか、傷の辺りの腫れはかなり引いてきたようなので、一安心しました。
チャーちゃんもいつも通り甘えてくれているので、こちらも一安心です。
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