超並列計算機の展示を見てきました
快晴で比較的暖かな一日でした。
この天気を利用して、上野の国立科学博物館を訪れ、私が開発に携わった超並列計算機(当時の世界一高速なスーパーコン)の展示を見に行ってきました。
上野までは昔と変わらず中目黒で東横線から日比谷線に乗り換え、後は一本でしたが、上野に着いてびっくり。そこらじゅう人だらけですが、その約半数が外国人だったからです。中国人などの東洋系が多いように思いました(喋っている言葉で外国人と分かります)。
円安で観光客が詰めかけているようでした。
国立科学博物館は初めてでしたが、目的の展示を見てすぐ帰ってきたので他にどんな展示があったのかは分かりません。
肝心の超並列計算機の展示ですが、プロセッサーのボードが二種類展示されているだけで、計算機全体の写真も説明もなく期待はずれでした。
しかも、妙に暗い青い照明が点滅しているので、文字を読むこともできません。
暗がりに半導体が宝石のように輝いているのを見て、ワーきれい! とか何とか言って通り過ぎていくだけなのでしょう。
せめて文字くらいは読みたいと、係員を呼んで照明を明るくしてほしいと頼みましたが、照明はいじれないらしく、ペンシルライトで照らしてもらって何とか読めた程度です。
展示としては落第です。
しかし、ここにほんのわずかですが、自分の仕事の痕跡が残されていることを確認でき、不思議な満足感に浸ることができました。
われここに在り
帰りは日吉から自宅まで三キロほど歩きましたが、上野往復+このウォークですっかり疲れてしまいました。昔はこれくらい何ともなかったのに、77歳恐るべしです。
今日は早めに風呂に入って寝ます。
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