毎日がつまらない
少しずつ状態は良くなっていると思い、時々歩く距離も3キロを超えるようになりましたが、夜寝ている時に脚をちょっと動かした弾みでまた痛みがぶり返し、この二、三日再び安静を強いられていました。
これが私の腰のレントゲン写真ですが、上から四つ目の椎骨と五つ目の椎骨の並びが不連続になっています。本当はこれらは滑らかに連続して並んでいるのが正常ですが、私のは四つ目が右に向かって滑り、その後ろ(左側)に黒く見える神経の束(脊柱管)が引っ張られ五つ目の椎骨に圧迫されて炎症を起こしているのだそうです。そして、一旦このように滑ってしまうと元に戻ることはなく、たとえ炎症が治っても何かのきっかけで椎骨が動くと再び圧迫が生じ、痛みが再発する・・・と言われています。この調子では痛みを忘れて普通に歩いたり走ったりできる日がいつか本当に来るのか疑問です。
ひょっとして、もはや二度とそんな日が来ないかもしれないと思ったりすると、憂鬱です。
実はこの夏には北アルプスを立山から上高地までテントで縦走しようと思っていて、昨年から走り始めたのはそのためもあったのですが、もう北アルプスどころか高尾山にすら行けないみたいです。
自分にとって自然の中で思い切り体を動かすことは生きがいでした。
その生きがいが失われようとしています。
最近は毎朝起きるとコーヒーを淹れ、椅子に座って新聞の数独をやり、窓の外の景色を眺めてぼんやり過ごすという完全老人モードです。
もう気力を振り絞ってジムに行く必要もなく、眠くなればベッドに行くだけだし、他にすることもなくぼんやりしているうちに日が暮れていきます(とはいえ食器洗いやお風呂の準備程度はやるようになりましたが)。
前向きに生きる気力が失われ、毎日がつまらないと感じる日々です。
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