やって見ました、コールドトレーニング
昨夜の入浴後、いつもの冷水シャワーを少し長く浴びて見たところよく眠れ、今朝の寝覚も快適だったので、これは効果あるかもと思いました。
そこで今日のジムでも冷水浴をいつもより長くしてみました。
いつもはお湯に浸かった後、冷水風呂に入りゆっくり60数える間浸かっていました。
今日はそれを倍くらいにし、同時に深い呼吸をしました。
驚いたのは、40を数えた頃から体がぽかぽか暖かくなってきたことです。
そして、辛いという気持ちが消え、反対にいつまでも浸かっていたいと思い始めたことでした。
これは作り話ではなく、本当のことです。
でも、いつもの私の悪いくせが出てやり過ぎないよう、適当なところで水風呂から出ることにしました。
帰宅して薄着のまま遅めのランチ(ラズベリー入りのパンとプロテイン・青汁入りの牛乳)をいただき、しばらくしたら眠くなったので1時間ほど寝たら、文字通り心身爽快になりました。
そのまま薄着でも行けそうでしたが、用心して暖かくしました。
ヴィム・ホフのホームページを見つけました。
トップに、"あなたは自分で思っているより強い"という言葉が掲げられています。
彼はこのメソッドで稼いでいるようで、いくつかの有料コースを開設しています。
したがって、サイトにはあまり具体的なやり方は書かれていませんでしたが、いろいろ参考になる記述はありました。
呼吸エクササイズのところには、このメソッドは以下のような病気に効くとありました。
- 関節リウマチ
- 多発性硬化症
- パーキンソン病
- 喘息
- サルコイドーシス
- 血管炎
- いくつかの自己免疫疾患
でも、仮にパーキンソン病の知人に教えてあげたとしても、こんなキチガイみたいなメソッドをやってみようとは思わないでしょう。
第一、その習慣のない人は冷水浴をすることを危険な行為と思うに違いありません。
特に高齢者においてはそうです。
私もアフタークリニック時代に、風呂上がりに冷水浴または冷水シャワーを浴びると書いたら、早速会員の介護士さんから「やめなさい!」と叱られました(笑)。
しかし今日の体験から想像すると、慣れればこれは見かけほどやばい行為ではない気がします。
現にオランダでは大勢の高齢者が真冬の凍てついた運河で泳いだりしているそうですから。
私自身はもう少し先までやって見たいと思っています。
コメント
炎症を抑えるということは、イコール、免疫力を上げることです。
このメソッドは、本来人間の意思が介入できないはずの自律神経をコントロールして免疫力を高めることができるのだそうです。
喘息は気管の炎症ですから、効果はありそうですね。
彼のホームページにはこんな記述があります:
The Wim Hof Method is also linked to reducing symptoms of diseases like rheumatoid arthritis, multiple sclerosis, Parkinson’s disease, asthma, sarcoidosis, vasculitis, and several autoimmune diseases.
(ヴィム・ホフ法は、関節リウマチ、多発性硬化症、パーキンソン病、喘息、サルコイドーシス、血管炎、およびいくつかの自己免疫疾患などの病気の症状を軽減することにも関連しています。)
ただ、薬を服用中の場合、理解ある医師とよく相談しながら試してみるべきと思います。イギリスにはいないかもしれませんが、オランダに行けば相談に乗ってくれるドクターがいるでしょう。