新緑が目を奪うこの頃です。


ところで今日の明け方、突然強い痔の痛みに襲われました。
以前はたまに痛くなったことがありましたが、ここ十数年はご無沙汰していて、もう自分には痔は関係なくなったと思い込んでいたのですが、どっこい生きていたわけです。

そんなわけで痔の痛みをすっかり忘れていましたが、いやー、こんなに強烈に痛いものかとあらためて思い知らされました。
耐え難い、という形容詞がふさわしい痛みです。
もう身の置き所がないくらい痛い。

悶々としていたとき、不意に痛みを散らす「秘法」を思い出しました。それは肛門を指でタッピングすることで、しばらく続けていると必ず痛みは引いていきます。体験ずみです。
今朝もこの秘法のおかげで15分ほどして楽になり、助かりました。
でも、右手だけでやっていると辛くなるので左手に替えたりし、左手も疲れてくるともう続けられなくなるのではと不安になったりして、痛みが鎮まるまで気が気ではありませんでした。
全身から冷や汗が出ました。

それにしても、痛みというものは本当にこちらの気持ちをくじきますね。
人生から生きる喜びを根こそぎに奪い取り、未来や希望は全て消え去って、ただ辛い時間だけが広がっているとなると、そこに人間らしい気持ちの入り込む余地など全くありません。
今まで頑張ってきたのはなんの意味もないのかと、無力感にとらわれます。
今朝も一時的にではありますが、そんな虚しい気分に翻弄されていました。
治って良かった・・・と、とりあえずは一安心です。

しかし、なぜ今になって突然痔がぶり返したのか。
原因として思い当たることは何もないので悩んでいます。
食べ物はいつもと同じでおかしな香辛料を食べたこともないし、走ったり歩いたりも長く続けてきた習慣だし、ストレッチもしてるし、腰痛も発症してからもう50日近くが経とうとしています。便通も一度も途絶えたりしたことはありません。なのにどうして・・・?

しばらくは痔に怯えて暮らす日々が続くのでしょうか。

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