「スペイン風邪」

以前に録画しておいたＢＳ１スペシャル「スペイン風邪」を、また観ました。
歴史学者の磯田さんと感染症学者で対策委員の川名さんがWEB参加されていて、大変示唆に富んだ内容でした。
こういう物知りさんが出てくれると、本当に勉強になります。

気になったのは、日本でも２年間に３波にわたる流行があったことで、しかも第２波から感染率・致死率がぐんと高くなっていたことです。
現在とよく似ているような気がして、ゾクゾクしながら観ていました。

その現在の日本ですが、ニュースの見出しを並べてみれば他言を要しません。

東京都、新たに107人感染…「4つの色」で警戒呼びかけへ
全国の感染者数が解除後で最多の１９６人に！
新宿、渋谷、六本木は立ち入り禁止を指示…“在日米軍アラート”
鹿児島で新たに９人感染／うち８人が、オカマバー「ＮＥＷおだまりＬｅｅ男爵」のスタッフ
大阪府で８人のコロナ感染を確認
千葉県で１１人のコロナ感染を確認
神奈川県 10歳未満の男児含む男女11人の新たな感染確認
富山県内で４５日ぶりに新型コロナウイルス感染確認
新たに3人が新型コロナ感染 京都府内で8日間連続
緊急事態「考えず」　菅官房長官
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巷では、8割おじさんの西浦教授の予想が的中したと話題になっているそうです。
その予想とは：「都内の感染者数は7月中に1日100人以上になる恐れあり」

これを受けて今日、小池都知事の会見がありましたが、ただ『感染拡大要警戒』と述べたに止まりました。東京アラートはすでにやめたそうですが、その代わりに「4つの色」で警戒を呼びかけるとか、意味がわかりません。

先日も、東京アラートの基準値は撤廃し、各種指標を総合的に判断するという新基準？を発表しましたが、要するに数値で縛るとすぐにアラートが出て「経済が回らなくなる」ので撤廃した（都庁幹部）のだそうです。

ゴールを動かすのかという批判が殺到しましたが、こんなんでいいのかなと、「スペイン風邪」を見ながら心配しています。
本格的なのが来てから悔やんでも遅いですから。

ま、役人や政治家には頼らず、自分なりに勉強し判断して準備するのが正解と思います。

今日もジムに行ってきました。ここもいつまで通えるのか、不安ではあります。
夕食はチキンの照り焼き。