特別給付金おこぼれ
息子から電話あり、定額給付金の10万円はそれぞれの親に献上することにしたと言われました。嫁さんと話し合った結果だそうで、ありがたい話ですが、このご時世に信じられないような話でもあります。
個人事業主の息子はコロナで収入が半減したと聞いていたので、私らは年金暮らしで生活は変わらないし、そちらで使えばいいと言ったのですが、特別給付金(正確には持続化給付金)を100万もらったので大丈夫だと言われました。
え? そんなにもらえたの?
(落ち込み幅が前年同期の半分以上なら受給資格ありで、その状態が今年一年続いたとして差額を計算すれば、ある程度の所得がある人なら誰でももらえるようです。)
今日のテレビはほぼコロナ一色でした。
やはりこれまでとは違うと危機感を感じ始めているのでしょう。
拙宅も、在庫をチェックした上で、あらためて食料やマスク、洗浄液などをスーパーで調達してきました。
それでも、一時は行き交う人がお互いの距離を空けるべく、道の反対側に移動するなどの「コロナ仕草」が当たり前に見られましたが、最近は以前に戻ってしまったようです。
やっぱり気が緩んでいるんですね。
ところで、日本総研の藻谷浩介さんが、「まだ東京に住むならコロナ感染を覚悟せよ」という刺激的なタイトルの一文を発表していました。要点は、
- 1月に中国人観光客のもたらした第1波は、2月中にクラスター対策で制圧された
- その後の感染拡大は欧米からの日本人帰国者によるものだった
- 東京都心に本社が集中する非メーカー系大手企業には管理が甘い会社もあり、世田谷区や港区など住宅価格の高い地域に感染者がたくさん発生した
- 三密が破られる歓楽街や窓の開かない超高層オフィスなどで感染が拡大した
- 公共交通機関の中では、感染は広がらなかった
- 自然から隔絶され、災害に脆弱なタワマンに住むのは、リスク感覚に乏しすぎるし、そもそも生活者としてバッドテイスト(悪趣味)だ
- リモートワークが普及するポストコロナ社会では、ウグイスの鳴き声で目覚めて、近隣の農家から野菜を分けてもらえるライフスタイルを選ぶことは難しいことではない
なるほどね。
そういえば、以前の社長会メンバーで電子認証の一人者が、麹町の事務所をたたんで自分は九州に転居しました。会社はWEBで運営するそうです。
そういう時代になったということです。
夕食はマーボ豆腐とトマト・レタス・卵の中華風スープ。
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