キース・ジャレット
今日たまたま見つけた素晴らしい演奏です。
2002年に来日した時のアンコール・ステージの録画ですが、何という深々とした音楽でしょう。まさに神演奏と思います。
曲は
1) ダニーボーイ:これのみ収録
2) オールマンリバー
3) Don’t Worry ’Bout Me
疲れた時に聴くと、本当にいやされます。
キース・ジャレットはチックコリアなどと並んでクラシックも弾けるピアニストです。
私は彼の平均律のCDを持っていましたが、息子に取られてしまい今は手元にありません。
これに関連して懐かしい?思い出があります。
私は例の誰でも弾ける第一番のプレリュードをよく弾いていました。
単純なアルペジオですが、その上に旋律を乗せたグノーのアヴェマリアは有名です。
それを聴いていた息子が、親父に対抗したのでしょう、プレリュードに続く四声のフーガをこっそり練習していて、ある日何食わぬ顔で弾いてみせたのです。
私にはとても手の出ない難曲で、完全に一本取られました。
きっとキースのCDをなんども聞いては練習していたに違いありません。
彼が私を打ち負かし、独立し、マイウェイを進みだしたのはその頃からでした。
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