眞子さま結婚問題
電車内の中吊り広告が廃止となるそうですね。
それはこういう広告が堂々と掲載されるのは好ましくない・・・からでしょうか。
"秋篠宮家は不要!?"とは、いやはや刺激的な広告です。
そして宮内庁によれば、眞子さまはこうしたバッシングによって深刻な「複雑性PTSD」に見舞われているそうです。
(より正確には、当初は中学時代に発症した複雑性PTSDが深刻化したという内容でしたが、後に性的虐待との関連を指摘され中学生時代云々は訂正されました。)
来たる10月26日の結婚発表の記者会見では、心ない質問は遠慮していただきますからね、ということなんでしょう。
(細かいことを言いますが、こうした激しいバッシングは主として
- 一部週刊誌
- 一部スポーツ紙
- ネットの匿名コメント(ヤフコメ、ガールズチャンネル、5ちゃんねる)
で行われているそうなので、普通のテレビ・新聞を見ているのであれば目に入ることは少ないと思われます。複雑性PTSDに見舞われるほどの大量のバッシングを受けるには、日がな一日ヤフコメやスポーツ紙を読み耽っていなくてはならず、まさか眞子さまがそんな生活をされているとも思えないのですが・・・。)
さて、このPTSD発表があるとすぐ、ネットを中心にさまざまな意見が沸き上がり、まさに収拾がつかなくなっています。
低レベルのコメントだけではなく、本当かどうか知りませんが、
- 精神疾患があると米国に滞在するのに必要なビザが発給されない(からNYに行けない)
- 複雑性PTSDという診断はおかしい(精神科医の和田秀樹氏)
- 複雑性PTSDの原因として最大なのは親からの性的虐待だ
- ↑この指摘の直後にwikipediaから性的な側面の記述のみが全削除された(修正履歴が残っている)
- 宮内庁はビザ発給の問題に鑑みて診断を複雑性PTSDから適応障害に変更することを検討している
etc. etc.
また、さまざまな批判をかわすために、皇室慰労金(だったっけ)1億5000万円を辞退すると報道されましたが、なんとウルグアイが眞子さまの同国訪問に感謝して1億5000万円の謝礼を支払う申し出があったという報道がありました。
これが本当なら、国民の批判逸らしのマネーロンダリングです(怒)。
さて、少し離れて眺めてみると、述べられている意見はこんなグループに分類できそうに思えます。もちろん複数のグループにまたがってコメントしている人もいます。
- 若い人が好きあって結婚しようとしているのだから、自由にさせてやればいいじゃないか。親に問題があっても、それは本人のせいではないだろう。
- 皇室は世界的にも珍しい長い伝統と尊厳の上に成り立っている。その権威をぶち壊すこのような破壊的行為は許されてはならず、普通の人の結婚問題とは同列に論ずるべきではない。
- 問題は眞子さまや小室氏にあるのではなく、結婚問題に慎重であるべきなのにここまで放置した秋篠宮や事態の深刻さを認識できずに早々と結婚を裁可した上皇、さらにはその背後で強い意志を持って動かれた上皇后と紀子様に問題がある。
- 蓋を開けてみたら黒い言葉が吹き出してきた:「疑惑」「自殺」「不正」「詐欺師」「税金泥棒」・・・。こんな暗部と我々が付き合わされるなんてもうごめんだ。とにかく目の前から消えてほしい。
また、これに関連して報道規制も始まり、ヤフコメなどに投稿されたある種のコメントは即座に消されるようになりました。
このような言論の自由に対する規制措置の是非をめぐっても議論が闘わされ、この問題は「若い二人の結婚の自由」問題を遥かに超える広がりを見せています。
これをこのまま放置すれば皇室制度の存続に関わる議論に発展しかねず、それを願っている近隣諸国もあることから、国民も政府も慎重に行動すべき時が来たと思います。
それにしても、現天皇ご夫妻と愛子様は非の打ちどころの無い理想的な皇室像を体現しておられ、良き伝統がかろうじて保持されていることに感謝したいと思います。
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