起死回生の一錠
先日、しつこい腕の付け根の痛みをなんとかしようとロキソニン錠を服用してみました。ところがそのせいか、お腹をやられてしまい、しばらくの間自宅で静養を余儀なくされました。
一日中ゴロゴロしていたので、すっかり気分も落ち込み、体力も急速に低下してジムにも行けませんでした。
後で述べますが、私はDHEA(デハイドロエピアンドロステロン)という薬を飲んでいます。
これは副腎で産生されるステロイドの一種で,エストロゲン(女性ホルモン)およびアンドロゲン(男性ホルモン)はこれから作られるので、「性ホルモン(など多くのホルモン)の母」とも呼ばれています。
よく知られているように、女性の更年期障害は女性ホルモンの急減により発症しますが、男性でも更年期障害類似の不調に見舞われることが知られており、その原因はやはり男性ホルモンの急減にあります。
したがって、更年期にさしかかったらDHEAを補充すると良いとされており、私は1996年以来かれこれ25年間にわたりDHEAを服用してきました。
ただし、DHEAはホルモン系の薬剤なので、休みなく摂り続けるとリスクが高く、さらに自身の産生能力が低下してしまうため、時々休みを入れることが要請されます。
一ヶ月服用したら一週間から10日お休みする、などです。
ロキソニンを飲んだのは、ちょうどDHEAの休止期間でした。
そのせいもあって、落ち込みがひどかったのかもしれません。
さて、あまりに体調がよくないので、予定より早めでしたがDHEAを再開することにし、いつもより多量の100mgを夜に服用しました(いつもは25mg)。
そうしたらどうでしょう、翌朝までよく寝られただけでなく、朝の目覚めが最近なかったような晴れ晴れしさだったのです。
全身に活力がみなぎり、落ち込んでいた気分も明るく前向きになり、昨日まで体を動かすことすらおっくうだったのに、今日は外を歩きたくて仕方ありませんでした。
結局、午後になっていつものノルディックウォーキングで港北ニュータウンの遊歩道を少し歩いてきました。
しばらく寝てばかりだったので疲れはしましたが、気分は爽快でした。
今、手元にこんな本があります。
ロナルド・クラッツ 『10週間で若返る方法』 廣済堂出版 2001
本書の主張は、ヒト成長ホルモン(HGH)または類似のホルモンを人体に補充することで老化を抑え、場合によっては部分的に若返ることができるというものです。
女性の更年期障害治療には普通に行われている方法ですが、日本では抗老化目的では行うことができません。
そこでDHEAが代替的に利用されてきました。
これまでは。
DHEAはアメリカでは普通にドラッグストアで売られていますが、日本では行政により販売が禁止されており、海外通販では一度に一ヶ月分しか購入できませんでした。
ところが一昨年末、その海外通販ですら禁止となってしまったのです。
この背景についてはここでは触れませんが、私は当時、あらゆるチャンネルを使ってDHEAの在庫を買い漁りました。
しかし、幸いなことに、DHEAそのものは禁止されましたが、その誘導体である
7-keto
は海外から輸入することができるようになりました。
今回私が服用したのも、この7-ketoです。
これは性ホルモンには転換されないので、DHEAより安全と言われています。
ドーピング検査に引っかかるとか、怖いことも書かれていますが、体験的には安全で効果の高いサプリメントだと思います。
ショップは「オオサカ堂」や「サプー」「楽天」などが経験上信頼できます。
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