同期の訃報

また同期の訃報が届きました。
和敬塾の友人で、またもや間質性肺炎とのことでした。
お店を持っているのでコロナには特段気をつけていたそうですから、原因は別のところに求めざるを得ませんが、この病気はよくわからないのだそうです。
最近非常に増えているらしいので、気をつけましょう。

彼の訃報に接し、クシの歯が欠けるように、という月並みな表現を思い浮かべました。
我らの世代は元気のように見えても、衰えはすぐ後ろに迫ってきているんですね。
自然の摂理と言えばそれまでですが、歯の欠けたクシを前にすると悄然とした気持ちになります。

一方、コロナは大変なことになってきました。
東京都の602人を始め、全国各地で過去最多の感染者報告があり、明日にも3000人の大台を超える見通しです。



また医療崩壊も進み、大阪ではとうとう救急患者の半分の受入れができなくなりました。
これは大変なことで、心筋梗塞や脳卒中などになってもどこにも受け入れてもらえなくなることを意味します。つまり、今これらの病気になると待っているのは「死」しかないことになります。
iPSの山中伸弥教授も大阪の感染状況が危機的だとしてHPで警鐘を鳴らしています。

サンフランシスコの人口当たりの感染者数は大阪の2倍強ですが、検査数が20倍程度であること、陽性率が1.8%と低いことを考えると、両市の感染状況は同程度と言えると思います
感染者数の多いアメリカの基準からみても、大阪の状況は深刻です。

あの悪夢のようなサンフランシスコと大阪が同じくらいヤバイ状況にあるとは、想像もしていませんでした。
山中教授は大阪とサンフランシスコの2ヶ所で活動をしているので、状況がよく分かっておられるようです。

データで学ぶ - 各国比較
新型コロナウイルスとは長い共存が必要です...

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