TJAR2022 五日目:トップがゴール!

昨日と今日、気温は高いものの体は少し楽でした。
風が強くて体感温度が下がったためか、それとも暑さに慣れたのか、とにかく楽なのは歓迎です。

夜中にトイレに起きた時も、今朝遅めに起床した時も、真っ先にTJARのGPSをチェックし、トップの土井選手がどこまで進んだか確認しました。
まさに異次元の速さです。
しかも、インスタやTwitterに投稿されている彼の姿には、あまり疲れが見えないのも驚異です。

このペースだと、今日の夕方には太平洋に届いているかもしれないと思いながら、ジムに行ってきました。
一応全てのメニューを負荷を減らしてこなしました。
途中でマッサージも念入りに行ったので、前回のような全身の筋肉痛という事態には陥らないと思います。

夏季休業があったせいで、プールの水温はとても冷たかったです(27度)。
中には「寒い」と言って早々に引き上げていく人もいましたが、泳ぐにはちょうど良かったと思いました。
お風呂の冷水浴も21度とまあまあの冷たさで、快適でした。

帰宅してTJARマップを見たら、土井選手は東名の静岡インターのあたりを走っていました。
そして、私が遅いランチを食べ一服しているうちに、とうとう大浜海岸のゴールゲートに到着しました。
17:30頃で、このタイムはかつて望月選手が出した歴史的な「五日切り」を6時間20分ほど短縮するものです。

到着時は土砂降りの雨でしたが、その少し前には彼の快挙を祝すべく、大浜海岸に虹が出現しました。
まるで即位の儀における天皇陛下のようです!

土井選手は海外のビッグな耐久レースUTMBで12位という好成績を収めているトレイルランナーですが、これが海外水準だとすると、もし海外からの参加者が現れれば更に記録が向上する可能性もありそうです。
しかし、私はこの「草レース」が、その良さを残すことの方がずっと価値があると思っているので、いたずらに海外勢に門戸を開くのには慎重であるべきだと考えます。
(別に現在の規則で外国人を締め出しているわけではなく、ただ日本語に堪能であることを条件としているだけですが。)

後はレジェンド望月選手のレースぶりを見守りたいと思います。
彼は先程のインタビューで「辛い。早く家に帰りたい」と答えたそうですが、その真意は奈辺にありや。

最後に、土井選手のかっこいい写真を貼っておきます。
(出典を失念)


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