TJAR2022　台風下のドラマあれこれ

台風接近中で、ジムはどうしようかと迷いましたが、15時過ぎに本格的に降るという予報だったので、少し早めに出てやってくることにしました。
ところがジムの建物に入る手前の道路が入場する車で渋滞していて、結局ゲートを通過するのに40分近く待たされてしまいました。同じ建物に入っている食品スーパーに台風を懸念したお客が殺到したためのようです。

ジムは台風にもかかわらず混んでいましたが、早めに帰宅する人が多く、どんどん空いてきて最後は快適でした。プールの水は一昨日よりはぬるくなっていましたが、それでも十分に冷たく気持ちよく泳げました。
でも、残念ながら体重はまたアップしていました。
昨日、私が作ったカレーのせいだと思います(泣)。

買い物を済ませ15時ごろ帰路につきましたが、雨風共に大したことはなく、台風のスピードが落ちていたようです。
帰宅し、早速TJARのGPSマップを確認すると、更に何人かがゴールインしていました。
まだ山中には大勢の選手がいますが、明日いっぱいで全員大浜海岸に到達できるよう私も祈りました。

TJARは多くのファンが写真や動画をSNSに投稿し、それを見るのが楽しいイベントでもあります。
中でも待っていた家族と一緒に和むシーンがそれぞれ個性的で、いつもほっこりします。
今回、一番癒されたのがこちら（馬場選手）でした。
元の動画は雨のせいか音が聞き取れないのが残念でしたが、「お父さんは臭い」とか言われていて笑えました。
子供さんたちや奥さんと仲良く暮らしている良いお父さんみたいです。



今日はもう一つ面白い発見がありました。
27駿谷選手のマークが途中からコースを大きく逸れていくのを見つけたことです。
しかし、この「新ルート」は以前から私が気になっていた道で、正規のルートをかなりショートカットできそうなのです（地図を見ながらの妄想が激しい(笑)）。
やっぱりあれを見つけていた選手がいるんだと嬉しくなりました。
途中、点線の山道が含まれますが、難渋することもなく無事抜け出せたようで、今彼はゴール目前です。





しかし、楽しい話ばかりでなく、厳しいドラマもたくさん報告されています。
台風のせいもあるかもしれませんが、今回のレースでは途中リタイアまたはタイムアウトの選手が多数出た模様で、すでに現時点で出場30名のうち9名が脱落しています。
明日もゴールに辿り着けなかったという人が更に出るかもしれません。

もう一人、ハラハラしながら見守っている選手がいます。
3保田選手で、いったんゴールしたのですが、スマホが水没したためか動かなかったためゴールはお預けとなりました。
ルールで、本部とのコミュニケーションが支障なくできる携帯またはスマホを持っていることが求められるためだそうです。たしかに、規則にははっきりと「防水性」と「バッテリー」があることが明記されています。
保田選手はしゃがみ込んで顔を覆って泣いていたようですが、気を取り直して静岡市内のどこかのお店で携帯を買おうと動き出しました。
こんな時、ギャラリーが案内したりすると失格するので、自分で見つけなくてはならないみたいです。
そして、どうやらゲオを探し当ててお店に入ったらしいのですが、ショップでの買い物は20時までというルールに抵触したのではないかと（20時40分現在）囁かれています。
それを知らずにゴールインしたら、それこそ本当の悲劇です。
さて、どうなることやら。

後記：その後、無事ゴールできたとTwitterに報告がありました。ルール云々は知りませんが、本当によかったです。
これがその時の模様。月明かりがすごい。



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