簡単に元気を得る方法
経験的に見つけた方法です。
なんとなく疲れてきたなあと思ったら、次に動き出す前に一回でもいいので思い切り深呼吸をします。
それだけ。
そのあとが楽に動けます。
深呼吸と言っても、腹式呼吸である必要はなく、思い切り胸郭を拡げるだけでOKです。
もちろん、腹式呼吸でもいいと思いますが。
この方法は、ジャンダルムを登っている時に発見しました。
初めての難ルートで、迷うのが心配だったので、できるだけ前のパーティにくっついて登ったのですが、当然難しいところではスピードが落ち、そこを過ぎると速くなります。最後尾の私がもたもたしているうちに、難しいところを抜けたパーティはどんどん先に進んでしまいますから、離されないためには気合を入れて登る必要があります。でも、そうするとすぐに息が上がってしまいます。
それをカバーするために、自然と動き出す直前に大きく息をするようになり、そうするとなんだか体が軽く動くような気がしました。そこで意識して深呼吸を一、二度してから登るのと、登ってから息をするのと比べてみたら一目瞭然だったというわけです。
先日ここで取り上げた登山家の原真氏の著書をパラパラめくっていたら、なんとこの呼吸法が出ていました。こんな風に書かれています。
かつてヒマラヤの山中でヨガの行者に会ったことがある。当時、インドの四聖人の一人に数えられた、パイロットヨギと呼ばれる人物であった。彼は自分の下腹部を手のひらで軽くたたきながら、ヨガのすべてはここにあるといった。一緒にいた白人の弟子が、私にこんな説明をしてくれた。
呼吸を自分の意志で調節するためには、まず、運動するのに必要な呼吸を前もってするように心がければよい。階段を昇る時など、昇り終わったあとで息を切らすのではなく、昇る運動に必要な呼吸を前もってしておけ、というのである。
これです。まさにこの通りです。
そのあとしばらくの疲れ方が違います。
でも、すぐに元に戻ってしまいますけどね(笑)。
息子から、天橋立にGoToしてきたと言って孫が股のぞきしている写真がLINEで送られてきました。天橋立は行ったことがありませんが、ネーミングの意味がよくわかりました。
こうやるの? |
見えたよー! |
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