メスティンで炊飯しました

今日から木曜日まで、家内が実家の様子を見に帰省しています。
義母とは面会できませんが、長い間家を空けているので心配になるようです。
そこで自由な時間を利用して、今日は流行のメスティンで全自動炊飯してみました。

メスティンとはスウェーデン製の飯盒のようなもので、アルミ製の弁当箱みたいな形をしています。

メスティンと固形燃料用のバーナー

これを使ってアウトドアでご飯を炊いたり、様々な調理をすることが今ブームになっているので、私も買ってみました。

メスティンの炊飯は全自動なのがウリで、アルコールの固形燃料に着火してお米と水を入れたメスティンを載せるだけで、後は何もしなくてもご飯が炊けると言われています。私は山屋にはお馴染みのエスビットという固形燃料で炊いてみました。

これでご飯が炊けます

まず、軽く研いだお米一合をメスティンに入れ、リベットの真ん中あたりまで水を加えます。
お米と水を入れます。水はリベットの中ほどまで。

続いて20分間加熱できるだけの固形燃料をバーナー(ポケットストーブ)に載せ、ライターで着火します。

エスビットの場合、スタンダードは4g×20個(燃焼時間:1個5分)なので、4個使います。

火をつけて、後は消えるまで待つだけ

日本の飯盒だと、火加減を調節したりひっくり返して蒸らしたりと、いろいろ気を使いますが、こちらは何もせずほったらかしにしておけば自然に美味しいご飯が炊けるのが嬉しいところです。ただ、途中で汁が吹きこぼれてくるので、下に何か敷いておく必要があります。

20分ほどで火が消え、それから10分くらい蒸らすと出来上がりです。

炊き上がりました

炊き上がりました。

ご覧のようによく粒立ったご飯が食欲をそそります。
ほんの少しおこげができているという理想的な状態で、食べてみた印象では炊飯器より美味しく炊けていました。

難点は・・・

  1. メスティンがススで真っ黒に汚れること
  2. ご飯がこびりつき、洗うのが大変

山で気軽に使うには、水が豊富なテント場であるなど、場所を選ぶと思います。
また、ご飯を炊く以外の調理には別のコッヘルが要るなど、やはり全体の荷物が多くなります。さらに先にご紹介したチタンのコーヒードリッパーなどを持てば、荷物はかなり膨らみそうです。
美味しくご飯を炊き、入れたてのコーヒーを飲むことを楽しむための「ゆったり登山」を開拓しなくてはなりません。

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