風邪が老化を進行させるわけ
私はメグビーのプロテインなどのサプリを愛用していますが、その関係で毎月送られてくる情報誌に「風邪は万病の元」という一文が掲載されていました。その説明が、さすが三石さんという感じで感心したので、要約してご紹介しておきます。
風邪を引くということは細胞がウイルスに感染することですが、ウイルスに感染した細胞は本来の仕事の代わりにウイルスの増殖を始め、最後には破裂して死んでしまいます。
三石さんはそこをとらえて、風邪をひくと細胞数が減少すると述べ、細胞数の減少イコール老化の進行だから、それだけ病気との縁が深まると解説しています。
風邪を引くと老化が進行するんですね。知りませんでした。
彼の著書『健康自主管理のための栄養学』に、「命のローソク」の図が掲載されています。普通のローソクですが、下に行くほど細くなって(テーパー)います。ローソクが燃え、次第に残り少なくなっていくとローソクはどんどん細くなっていくわけですが、このローソクの太さはパワーを表し、「摂取カロリー」と「細胞数」と「細胞の効率」によって決まると三石さんは述べています。細胞の効率というのは、個々の細胞が設計値通りのパフォーマンスを出せているかという意味で、具体的には栄養条件のことのようです。
さらに、細胞数は任意に増やせないので、健康のためには
- 細胞数の自然減少を抑えること
- 栄養条件を完全に近づけること
が大事であると述べています。
この意味で、(とくに年寄りは)風邪は引くな、ということになります。
風邪は細胞数を減らし老化を促進するのでダメなんだ。
少し利口になりました。
コメント