愛読しているブログ1

私のブックマークには愛読しているいくつかのブログが載っています。
その一つは80歳すぎのおばあさんのブログです。

おせっちゃんの今日2

世田谷区にお住いのこの方は、2年ほど前に脊柱骨折をして、今でも骨量を増す薬の力を借りなくては暮らしていけない体ですが、驚くのはその頭脳。
ほぼ毎日のように記事を投稿していますが、目の付け所といい、文章(表現力)といい、品の良さといい、とても敵う相手ではないと思っています。
実生活では町内会や区の役員をされていて、周囲の人望も厚いようです。

マスク不足の頃、こんな句を作ったと書かれていました。

 マスク洗うどこまで続くぬかるみぞ

そして、下の句は戦中派でないとわからないだろうとありました。

調べてみたら、"どこまで続くぬかるみぞ"は軍歌の一節なんですね。召集令状で駆り集められた陸軍の兵隊たちの敗戦の色濃い行軍の様子を詠んだ言葉とありました。
そういう年齢の方なのです。

文章については、ブログの中でこんなことを書いています。

息子のKはマラソン・ウルトラマラソンに力を入れています。彼は子どもの頃文章は何とも幼稚でした。

朝起きて、ご飯を食べて、学校へ行ってきました。夕方まで近所で遊びました。面白かったです。的などうしようもない文でした。

それが走るようになってから、かなり文が書けるようになりました。彼のfacebookの文を夫と読みながら、上手くなったねえ、進歩したねえ、と親馬鹿で褒めるのです。

「歩く」と同様に、一人で夜を徹して走るときなどいろいろ考えるのでしょう。思索が深くなればおのずから文は味が出てきますよね。

良い文章が書ける人は、普段からよくものを考えているという指摘です。
この方も、日々思索を深めているのでしょう。

ところで、先日の記事の一部にこうありました。

わが家でも、88歳の夫の老いぼれが進んだような気がします。コロナ前は自分の趣味で、毎日のように出かけ、元気に出歩いていました。それが会は全て中止になりました。初めのうちこそ、中止連絡の電話が入り、それなりに会話もありましたが、後は何にもない状態。日頃私の部屋のようになっている、居間に来て、テレビをぼんやり見るばかり。ぼんやりすれば、老いた身です。ごろんと横になります。そのままうとうと・・・

「一日20時間いねむっている」状態です。ボケたとまで言うのは可哀想ですが、覇気がなくなり、頭の働きも鈍くなってきているようです。何もしない生活は難しいものです。

そういう点、主婦はさぼり気味ではあっても、毎日の生活があります。文句を言いながらの家事に、救われるのです。

そうです。我々は主婦や主夫として家事を頑張ったほうがいいのです、多分。

今日はジムに行き、いつものメニューでワークアウトしてきました。ただし、トレッドミル走は省略。
夕食は塩鮭ときんぴらごぼう、水菜のおひたし、とろろ汁。

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