歯科/茂木健一郎の新著
先日の親知らず治療の経過観察とクリーニングをしてもらいました。
抜糸は取れそうなところは取ってもらいましたが、患部が炎症を起こしていて触られると非常に痛く、つらい施術でした。残りは来週除去となります。
クリーニングでは、最大深度が6mmのポケットが数カ所見つかり、歯ブラシが届かないので毎月クリーニングしてもらうしかないと言われました。
あれだけ丁寧にブラッシングしていても、まだか・・・とため息です。
毎日毎日歯のトラブル対応で1日が過ぎ、憂鬱です。
歯科で待っている間に、
茂木健一郎『クオリアと人工意識』講談社現代新書 1200円
を読み始めました。
16年ぶりの書き下し(7月20日発刊)で、新書というので軽く考えていましたが、大変重厚な内容でさすがと思いました。
茂木健一郎は春日部の出身で、同地の学校をずっとトップで過ごした後、世田谷の学芸大附属高校に進学し、そこでもトップ。それから東大の物理に進み博士号を取得したという正真正銘の秀才です。
その彼の勉強法を書いた『脳を活かす勉強法』という本は、世に色々ある勉強法の本の中でダントツに面白いと私は思っています。
平易な文章で書かれていて、しかし深い内容を持った読み物なので、今回の本も同じようにわかりやすく書かれているだろうと思っていたのですが、こちらは内容が内容なので、そんなにたやすくは読めそうもない硬派の本に仕上がっていました。
本物の秀才が本気で書くとこうなるのか、と思わされる一冊のようです。
読了するのに時間がかかりそうですが、何か思うところがあればまた書きます。
(ちなみに、人工知能やクオリアに強い興味とバックグラウンドがない人にはお勧めしません。)
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