週刊誌の記事から

「ひとりになった時、人はここで失敗する」という記事が週刊現代に出ているようです。ようですというのは、現物を読んだわけではないので。
そのいくつかを広告からピックアップし、私の感想(というより放言)を記しました。

自宅を手放してしまう:妻や夫を喪ったとき、思い出の詰まった自宅にはいたくないと思ってなのか、あるいはこれで自由になったから新天地でのびのび暮らしたいと思ってなのか、まとまった現金を手に入れて羽ばたきたいと思つてなのか、自宅を手放す人が多いんですかね。でも、新天地って実はそんなに甘くないと思うんですよね。歳を取ったら「変化は敵」です。住み慣れた自宅が一番。

子供と同居する:これはダメでしょ。こんなはずじゃかったと思うんじゃないかな。と言っても、なかなか出ていかない子供もいますが。

相続トラブルに巻き込まれる:これは色々ありそうです。でも、基本的には持てるものの悩みです。

孫の教育資金を出してしまう:何かを期待して出すのはダメでしょうね。

ひどい老人ホームに入る:これはまさに「あるある」です。でも、いいところかどうか、見分けるのは難しそうです。一番いいのは、自分のことは自分でできるよう早くから体力の維持に努めることですが、それを強く言うと間違いなく批判されますね(笑)。だからもう言わない。

投資に手を出す:投資は博打です。百戦錬磨の人でも大損こいたりします。独り身になり、これからますますお金が大事になる時にどうして博打なんかするかなあ。

マンションに引っ越す:これは私には理解できませんでした。タワマンならダメでしょうが。

息子や娘に財産を渡してしまう:こんなのダメに決まっていると思うのですが、心身が弱ってくると、お金と引き換えに自分の子に面倒を見てもらいたいと思うんでしょうね。そんなの自己満足・身勝手もいいところで、子供の身になって考えればすぐわかりそうなもの。歳を取ったら、頼りになるのは「カネ」と「健康」です。どちらも手放したらダメ。

再婚してしまう:夫婦というものは、まっさらなところから長い時間かけて作り上げていく関係。打算で作れるものではありません。

別の記事で「65歳になったらやめること」というのがあり、こんなことが書かれていました。

一日三食:食は細くなって行くのが自然。無理に朝ごはんから食べるのはよくないので賛成。

病院通い:慢性病の多くは医者では治らない。病院は難病と急性期の時だけお世話になるところ。歳を取ったら体の不調はつきもの。「with 不調」で暮らしましょう。

生命保険:もういいだろ。

健康診断・人間ドック:検査によっては体への負担が大きいし、隠れた病気が見つかったとしても、それから辛い治療と闘病生活をするの? 私なら、なるようになります。

孫への小遣い:お年玉くらいはいいのでは。

葬式・香典:極力付き合いを減らしてます。

株式投資:博打と言いなさい。

運動:これだけは続けた方がいい。こんな記事を読んでやめる人は、後で間違いなく後悔します。


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