ベーゼンドルファーの響き

今日は晴天と聞き、朝起きられたらどこか登ってこようと思いましたが、あえなく撃沈!
私はどうしても朝がダメです。

で、いつものようにジムに行き、フルコースでワークアウトしてきました。
周りを見てもいつもの人たちがいるだけで、代わり映えしませんが、それでも少しずつ変化しています。

  • 突然姿を見なくなったと思ったら、コロナで退会したり病気で亡くなったりしていた
  • あまり見かけなくなったと思ったら、回数を減らしたり滞在時間を減らしたりしていた
  • 最近少し若めの会員が増えたなあと思ったら、単に自分が歳をとってきただけだった
  • これまで筋トレを頑張っていた爺さんが、最近はマットの上でゴソゴソしてばかりいるようになった

帰宅して、YouTubeでBach / Marcelloの有名なアダージョを聴きました。
これはイスラエ系のカナダ人ピアニスト Tzvi Erez の演奏によるものですが、注目はピアノ。多くのピアニストが使っているスタインウェイではなく、ベーゼンドルファーを弾いています。
スタインウェイのキラキラ輝くような派手目の音と違い、ベーゼンドルファーは透明で深々とした秘境の湖を思わせるような澄んだ音色を持っています。例えるなら、ダイヤモンドに対する水晶のような音といったらいいでしょうか。

知人が社長をしている会社が麹町にあり、リクルート系のそのオフィスビルの一階フロアにはこのベーゼンドルファーが置いてありました。
たまたまそれが弾かれているのを見る機会があり、すっかり魅了されてしまった記憶があります。

その会社も、コロナを機に本社をネット上に移し、知人も地方に移住してしまいましたが・・・。


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