今年のブック・オブ・ザ・イヤーは?

雪が降るとか脅されていましたが、結局みぞれが少し降ったくらいで済んだ1日でした。
でも、おかげで猫たちは散歩させてもらえずフラストレーションが溜まっている雰囲気で、あちこちでガシガシと爪とぎしていました。
幸い、明日は晴れる予報です。

あれから米国の様子など期待して見ていますが、残念ながら今のところはどうも空振りに近そうです。

まず、ペロシ議長が逮捕されたという報道はガセで、実際は親族の一人が何らかの犯罪がらみで逮捕されたのが誤って伝えられたのだそうです。

  • 議長:ナンシー.P.ペロシ
  • 捕まった人:ナンシー.C.ペロシ

ただし、後で述べるように本物のペロシの方も、姿を見せていないのは事実のようです。

次にバチカンの大停電や銃撃戦の方もガセの可能性が高そうです。大停電は監視カメラのレンズが明るくないために暗く見えただけ、との説明でした。
ただ、ローマ市内のバチカンに至る主要道路が全部封鎖されている様子は私もスマホ画面で地図上に表示される通行止のアイコンとして確認しましたが、こちらについては何の説明もありませんでした。
あれは何だったんだろう。

イタリアで不正選挙がらみで逮捕者が出ているのは事実のようですが、続いてウクライナでも逮捕が続いていると報道されました。つまり、バイデンの周辺は相当やばいことになっているようですが、肝心のバイデン側で逮捕者が出ている気配がありません。

一方、GAFAによる同時多発言論テロは、各国の強い反発を招いています。

ドイツのメルケル首相に続き、フランス、メキシコ、ブラジルなど幾つかの国の元首やトップレベルから強い調子の批判声明が出されています。
日本からは残念ながらほとんど批判の声が上がっていません。
むしろ、きちがいトランプを早く葬れなどの声にかき消されているように見えます。
私の目に留まったのは、三浦瑠璃さんの批判メッセージくらいでした。日本は鈍いね。

しかし、Parlerもついにアマゾンにより締め出され、アクセスしても「サーバーが見つかりません」というメッセージが出るだけとなりました。これまで不正選挙を取り扱ってきた様々なアカウントも次々と凍結排除され始めています。
主流メディアからSNSまでまさに空前のブラックアウト(大停電)です。したがって、昨日あたりからトランプ側の動きがほとんど見えなくなってしまいました。
これほどの恐怖を覚えたことは絶えてありません。
全体主義国家に生きるということはこういうことなんだと実感した次第です。



このような言論弾圧に加え、米議会ではトランプ弾劾決議を求める動議が出されました。
実際には、スケジュール的にこれが通るのはほぼ無理のようですが、反トランプ側は徹底的にトランプを排除しようとしていると思われます。このままでいくと、トランプ個人にとどまらず、一族郎等全て捕まえて牢屋に入れるかもしれません。
それほどに強い決意のように見えます。
このやり方はまさに全体主義の手口です。

ただ、面白いのはこの重要な議事に議長のペロシが欠席したことで、代理が議長を務めたそうですが、欠席の理由が全く明らかにされていません。大事な用があったのか、ただの風邪か何かか、あるいはトランプ派の人々が噂しているように逮捕されたのか、謎だらけです。

トランプ大統領はどうしているか気になりますが、ワシントンDCに緊急事態宣言を出したところを見ると、まだ健在です。ただしこの宣言はバイデン一派を逮捕するためのものではなく、これから新大統領就任に向けて混乱が予想されるために、それを予防するためのもののようです。

代わって表に出ているのがポンペオ国務長官で、なんと台湾を(ほぼ)国として認め、従来のような「一つの中国」を黙認する姿勢から180度転換しました。

これは快挙です!

仮にバイデンが次の大統領になっても、もともと議会は反中国ですから、そう簡単にはこの方針を転換することはできないものとみられています。

しかし、全体としてみると、この事件を契機として世界は(下手すると)ファシズムに向かって急旋回していくような気がしてなりません。いやな予想ですが、昨年の「ブック・オブ・ザ・イヤー」がカミユの『ペスト』なら、今年のそれはジョージ・オーウェルの『1984』になるかもしれません。


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