私の一押し!(3) 深呼吸
一番手軽に元気を出す方法は、深く大きな呼吸により体内に酸素をいっぱい取り込むことです。
私は、ほとんど四六時中、少しだるいと感じたらすぐ深呼吸をしています。
そうすると、頭がはっきりして眠気が吹き飛びます。
というより、頭がはっきりするまで深呼吸をします。
肺活量も増え、ジムの時には必ず25m潜水平泳ぎをしますが、どんどん楽になっています。
エニアグラムを考案したアルメニアの神秘主義者グルジェフは、人を覚醒に導くもっとも簡単な方法は「あくび」であると指摘しましたが、これも同類です。
大きなあくびをすれば、目が覚め、頭がクリアになります。
私が実践して一番良かったのは、塩谷信男さんの「正心調息法」でした。
難しくはなく、ただ腹式呼吸をするだけですが、そこにちょっとした工夫があり、
- 息を吸うときに:大宇宙のエネルギーが体内の隅々に吸い込まれた、と念ずる
- 息を止めるときに:全身が「超」健康になった、と念ずる(10秒くらい)
- 息を吐くときに:ああ体内の毒素が出ていった、と念ずる
のです。
腹式呼吸もあまり難しく考えず、ただ胸郭を思い切り押し広げるという感じで吸っています。自然とお腹が出てきます。
意識するのは吐く時で、前屈みになりできるだけお腹を引っ込めます。
念ずる内容は自分に合わせて様々に調整すれば良いと思います。
例えば"「超」健康になった"ではなく、"風邪が治った""白内障が治った"などです。
"コロナのウイルスが消えた"でもいいと思います。
ちなみに塩谷さんは、この呼吸法で前立腺肥大も白内障も完治したそうです。
そんなバカなと思った私自身、一発で前立腺肥大(排尿困難)が消えてなくなったことがあり、本当に驚きました。(その後またぶり返してきましたが、これは正心調息法をやってなかったためです。)
最近、また深呼吸のパワーに気づくことがあったので、もう一度本気でトライしてみようと思っています。
とりあえず、日中ぼんやりして覇気がない状態は消えつつあります。
次は私も白内障が治るように祈りたいと思います。
塩谷信男さんの本は中はどれも同じです。どうせ買うなら、字が大きくて分量の少ない
『不老力』(ゴルフダイジェスト社)
が良いと思います。
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